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アジャイルに行こう!

Agileに計画はいらないか?!

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アジャイル、って「オヤジ語」に直すと、PDCAなんです。Plan-Do-Check-Action。上司に「アジャイルでやりましょう」というと煙たがられる(あるいは理解されない)場合は、「PDCAをちゃんと回したいんです」と言ってみよう。「おお、君もようやく一人前になったな」と褒められること、請け合いです。

計画をつくるということ↓

http://d.hatena.ne.jp/kuranuki/20050728

そういう意味で、計画は大事。しかし、計画と言う言葉は、後で変更しづらい、あるいは、計画通りにやることが正しい、という「間違った」イメージを作ります。APMでは、構想とよび、計画作りのフェーズを構想フェーズ、としています(Vsion と Envision Phase です)。

APM-Phase構想⇒思索⇒探索⇒適応

     ↑-----↓

というループ。

実は、トヨタ生産方式では、「進捗管理」は、「計画と実績の管理」であり、誰でもできること。そうではなく、計画を変更しながら進んでいくことを、「進行管理」とよび、これが必要なんだ、という言い方があります。こもアジャイルの本質をうまく捉えています。

※ちなみに、もう一つのオヤジ殺しキーワードは、「見える化」です。「現在の全員の仕事をすべて見える化したいんです」と進言してみよう(笑)。

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