EメールマーケティングのROI(投資対効果)
EメールマーケティングのROI(投資対効果)
毎月数十万のコストをかけて3万人の読者にメルマガを発行している法人企業がある。メルマガの製作費用、メルマガ配信システム費用、メルマガ運営スタッフ費用などでコストがかかっている。
吉田@ Goyat LLC http://goyat.biz and http://modx.as0.biz/ です。
これを投資と見た場合、投資対効果を見る必要がある。
「効果測定ができないものは管理できない!」これが、米国のビジネス世界で当たり前になっているからだ。
日本でのメルマガ情報発信にかかるコストは、間接費として計上している法人企業が多い。しかし、間接費もビジネスをもたらすための投資である。
経営者は、何をやるにしても投資対効果が見えやすいものに目がいく。日本のEメールマーケティングは、まだ、投資対効果を経営者に見え易くしているとはいえないかもしれない。
開封率 50%、クリック率20%が投資対効果を示す本当の指標になるのかどうか。
ここに面白いデータがある。
米国のダイレクトマーケティング協会(2006年10月)のレポートでこんな調査をレポートしている。
■EメールROI US$1 の投資に対し $51.45の見返り
■非Eメールインターネットマーケティング US$1の投資に対し$21.08の見返り
(バナー広告、検索連動型広告など)
■紙媒のROI US$1 の投資に対し $7.20の見返り
営業支援、ブランディングなどでメルマガを配信する企業は投資対効果を数字で目に見えるよう効果測定の指標を作り、トライアル&エラーで精度と高めていく必要がある。
これを行うには、メルマガを単純に月何回配信するだけのシステムや作業だけでは達成できない。
まず、プランニングと戦略を十分練ってそれに合うメール配信システムを探すことをお勧めする。
●周知の事実
1.メルマガを頻繁に配信すれば売り上げが上がるのではなくスパムメールになる。
2.ターゲットを絞り込まないで配信するメルマガは、効果が顕著でない。
まだ、色々注意すべ事がある。別の機会にそれらを説明したい。