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TOP 3の間違い

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Eメールマーケティングを実践する上で良く間違うポイントがある。

■No.1 読者の集め方

読者の集め方には、色々な方法がある。米国では、イベントのブースで落としていった名刺から新しい読者リストを作る方法が一番効果があると言われる。ただし、ちゃんとメルマガを配信してよいですかと言うパミッションを取っている。

日本では、その様なパミッションを取らないで名刺に書かれたアドレスに事後オプトインでメルマガを送ってしまっている企業が目立つ。

次に読者集めで効果があると言われるものにCo-Registration(共同メルマガ登録)がある。集客力があるサイトのメルマガ登録ページに別のメルマガの登録切り口を置く方法だ。当然、何らかの場所代を支払う事になる。

ここでよく犯す間違いは、懸賞という餌で読者を集め、登録されるメールアドレスを共有する方法だ。大概にして、後で読者の反感を買う。なぜ、こんなメルマガが届くのかと。意識の中にメルマガを登録したと言う記憶が無いからだ。

■No.2 登録データの取り方

読者は、メルマガを読むためにメールアドレス以上のデータを登録したくない。登録する場合は、その必要性とメリットを登録時に明記して納得しなければ満足しない。

法人企業のメルマガ登録ページを見るとメールアドレス以上の個人情報データを取るフォームになっている場合が多い。それらの情報を登録する事でどの様なメリットが読者に与えられるかを説明していない場合が大半だ。

情報には価値がある。情報を提供する側にとって見返りを期待するのは自然な理ではないだろうか。

必要以上のデータをとる場合は、その必要性と読者メリットを説明する事を心がけてもらいたい。米国企業の最近のトレンドだ。

■No.3 メールアドレスリスト分析

Gmail、Yahooメールなどの無料メールアドレスは、リストの中で何パーセントあるか。ISPのメールアドレスは? xxx.co.jpで代表される法人企業のメールアドレスは?

こんな簡単な分析をした事があるだろうか。

今後、この分析をもとにメール配信のやり方が変わってくる。無料Webメールアドレスに配信したメルマガが読まれているのか、いないのかが今以上に分からなくなるからだ。

メルマガを解除しないでスパムメルマガとして受信箱から消す人が増えている。メルマガが受信箱に到達しているけれど迷惑フォルダーに直行している。

ISPのメールアドレスは、今後、価値を増してくる。自宅のパソコンのメールソフトで読まれる可能性が高いからだ。だが、精度が低いスパムフィルターを使用しているISPであるとまた別の問題が発生する。

法人企業のメールアドレスは、どうか。業務に関係ないメルマガを受け付けないメールシステムになっている会社が増えているらしい。こうなると業種に絞り込まれたメルマガでないと入り口ではじかれてしまう。

今までただメルマガを配信していれば事が済んでいたのだが、今後は良く考えて効果あるやり方と分析の上でメルマガを配信する時代だ。

時代の変化は、激しい。

ホームページ作成の分野でも変化が激しくなってきている。今、オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)に凝っている。特に、Joomlaジュームラと言うドイツ生まれのCMSにだ。

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