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信用を築くには

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今週からITmediaのオルタナティブ・ブログでコラムを書き始める吉田憲人と申します。コラムは、毎週日曜日の夜に投稿をする予定です。

読者の皆様が読まれるのは、多分、月曜日の朝と言う事を想定して執筆は週末にしたいと考えています。時々、号外としてWeekdaysに投稿するかもしれませんが。

今日のトピックは、Trust 信用 です。

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●信用を築くには・・・
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"Can I trust you?" あなたを信用できますか。

  こんな質問をされたら、あなたはどう答えるだろうか。私ならば、自信を持っ
  て大丈夫ですと答える。同時に、それが嘘か本当かを私とお付き合いして頂
  いて判断していただく。

  お互いを知るには、時間と交流が必要だからだ。

  Eメールマーケティングでも同じ事が言える。ただ、メールと言う媒体が介
  在する。読者と発行者との間に信用が生まれていれば、読者は発行者が伝え
  るメッセージに答えてくれる。

  メルマガの媒体の価値は、読者と発行者との間に築かれる信用の密度だ。

  セス・ゴーディンは、こう言っている。

  "Permission marketing is all about turning strangers into friends
  and friends into customers."

 
  (パーミッションマーケティングは、見知らぬ人を友達に変え、友達を
    顧客に変えることに尽きる。)

米国のメールアウトソーシン企業 Constant ContactのCEO Gail Goodmanが
メールで信用を築く要素を指摘している。

・メール受信者を尊重すること

   チラシメールのように受信者の感情や印象を無視したメールの配信をしな
   い。提供する情報は、受信者の関心やニーズに関連したものにする。

   さらに、メールの解除が簡単にできる仕組みや情報を提供することや迅速
   なメールでのお問い合わせ対応で受信者を尊重する姿勢を示す。

・メール受信者に負担にならない程度の接点を持つこと

   信頼は、お互いの接点がないと成長していかない。適度のメール配信でお
   互いのつながりを確認しあい、ニーズのミスマッチや誤解が無いようにす
   る必要がある。

・メール受信者からのフィードバックをメールに反映すること

   読者が求める情報を提供できれば出来るほど実践するEメールマーケティン
   グの効果が顕著になる。そのためには、読者からのフィードバックを取り
   込む仕組みと迅速な対応が求められる。

  最後に、Constant ContactのCEO Gail Goodmanは、こんな事を言っている。

  You want to be a "friend" to your customers, not just someone who
  is trying to sell them something.

  お客さんに押し売りをするただのセールスマンになるのではなく、お客さん
  の友達になることだ。

  あなたは、読者(潜在顧客)の心情を考慮しないただのセールスマンになっ
  ていないだろうか。
 

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