オルタナティブ・ブログ > NetStats >

ネットがライフラインとなっているビジネスパーソンのために、旬のネットサービス、イケているInsurTechテクノロジーからブロックチェーンまで、インターネットの最新のトレンドとネット活用術を書き綴ります。

これが人気のYouTubeジャンルTop10(1) 〜まずはジャンルの地図を見よう〜

»

01_これが人気のYouTubeジャンルTop10_ジャンルの地図.png YouTuberをこれから始めたいと思ったとき、多くの人が最初に悩むのが「どんなジャンルで始めればいいのか」という問題です。

ゲーム実況がいいのか、グルメがいいのか、ショート動画がいいのか。あるいは顔出しをしないで、ゆっくり解説やBGM、切り抜きのような形で始める方がいいのか。YouTubeには無数のジャンルがありますが、実はジャンルごとにかなり性格が違います。

たとえば、登録者が増えやすいジャンルと、広告単価が高くなりやすいジャンルは同じではありません。顔出しでファンを作るジャンルもあれば、顔を出さずに検索流入で伸ばすジャンルもあります。動画単体がバズりやすいジャンルもあれば、長く積み上げることで資産になるジャンルもあります。

そこで今回から5回にわたり、「これが人気のYouTubeジャンルTop10」というテーマで、これからYouTuberを始める方に向けて、人気ジャンルの特徴をわかりやすく整理していきます。

まずは、日本の主要10ジャンルを見てみましょう

元データでは、日本のYouTubeランキング情報をもとに、収益化可能性があるチャンネルが多いジャンルとして、以下の10ジャンルが整理されています。 日本の収益化可能性があるYouTube主要10ジャンル.png

主要10ジャンルの特徴一覧

この表を見ると、ゲーム実況とVTuberの件数が非常に多いことがわかります。どちらもYouTube上では巨大な市場です。ただし、件数が多いということは、ライバルも多いということです。初心者が「人気がありそうだから」という理由だけでゲーム実況やVTuberに参入すると、なかなか発見されない可能性もあります。

一方で、グルメやゆっくり、政治・経済解説、スポーツなどは、テーマを絞れば初心者にもまだ十分にチャンスがあります。重要なのは、単に市場規模を見ることではなく、自分の得意なこと、続けられること、収益化の導線を作れることと、ジャンルの特性が合っているかどうかです。

ジャンル選びは「好き」だけでは決めない方がいいです

もちろん、YouTubeは続けることが重要なので、自分が好きなテーマで始めることは大切です。ただし、「好き」だけで始めると、途中で壁にぶつかります。

たとえば、ゲームが好きだからゲーム実況を始める。これは自然な発想です。でも、ゲーム実況で見られるためには、ゲームの腕前だけではなく、声、リアクション、編集テンポ、企画力、シリーズ化、ライブ配信、ファンとの距離感などが必要になります。

料理が好きだからグルメチャンネルを始める場合も同じです。ただ料理を作るだけではなく、誰に向けた料理なのか、時短なのか、節約なのか、健康なのか、映像の気持ちよさで見せるのか、検索で見つけてもらうのかを考える必要があります。

つまり、ジャンル選びでは次の3つを考えるとよいです。 ジャンル選びの3つの判断軸

広告収入だけで見ると、判断を間違えます

YouTubeというと、多くの人は広告収入をイメージします。もちろん広告収入は重要です。しかし、今のYouTubeでは、広告収入だけでジャンルの良し悪しを判断するのは危険です。

元データでは、ジャンルごとに1,000再生あたりの広告収入目安、つまりRPMの仮レンジが整理されています。

ジャンル別RPM中央値

ショート動画は再生数が非常に伸びやすい一方で、RPMは低くなりがちです。逆に、政治・経済、ビジネス、金融、専門解説に近いジャンルは、視聴者の年齢層や広告主との相性から、RPMが高くなりやすい傾向があります。

ただし、RPMが低いからショート動画が悪いわけではありません。ショート動画は認知獲得に強く、そこから長尺動画、商品販売、EC、店舗送客、SNSフォローにつなげることで大きな事業になる可能性があります。

音楽も広告収入だけを見ると低く見えますが、実際にはライブ、配信、グッズ、ファンクラブ、楽曲利用、海外ファン獲得など、YouTube外の価値が大きいです。

つまり、これからYouTubeを始めるなら、「広告で稼ぐ」だけではなく、「YouTubeを入口にして何を作るのか」を考えることが大切です。

顔出しできる人、できない人で向くジャンルは違います

ジャンル選びで最も大きな分かれ目は、顔出しや声出しができるかどうかです。

顔出しや声出しができる人は、ゲーム実況、VTuber、やってみた、グルメ個人ブランド型、スポーツ実演型などが候補になります。視聴者が「この人を見たい」と思ってくれると、登録者がファン化しやすくなります。

一方で、顔出しや声出しをしたくない人にも選択肢はあります。ゆっくり解説、BGM、手元料理、切り抜き運用、スポーツ解説、政治・経済の図解解説、ショート動画の非言語コンテンツなどです。むしろ、顔を出さないことで属人性が下がり、将来的にチャンネルを資産化しやすい場合もあります。

初心者におすすめなのは「勝ち筋が説明できるジャンル」です

これからYouTuberを始める方におすすめしたいのは、単に「流行っているジャンル」ではありません。自分なりの勝ち筋を説明できるジャンルです。

たとえば、次のように考えます。 強み別おすすめジャンル

YouTubeは、登録者数だけを追いかけると苦しくなります。大切なのは、続けられるテーマで、視聴者にとっての意味があり、収益化の導線も作れることです。

次回は、もっとも市場が大きい「ゲーム実況」と「VTuber」について見ていきます。どちらも華やかなジャンルですが、初心者が始めるには工夫が必要です。(つづく)


YouTubeを始めようと考えられている方、YouTubeチャンネルの売買を 安心安全に完全サポート ホコホコM&A に訪問ください!

hokohokobanner.png

Comment(0)