大学院二次募集 合否発表の時期 〜チューター担当した留学生も合格しました〜
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大学院の二次募集の合格発表の時期だ。先日も、チューターを担当していた研究生の結果が発表され、無事合格できた。よかった、よかった。二次募集のため、枠も限られており、倍率も3〜4倍程度だった様子。
経緯だが、昨秋、ある先生から研究生として在籍するアジア系留学生のチューターを依頼され、2週間に1回のペースで指導をしてきた。研究生とは、大学/大学院に籍を置きながら、学内施設を利用でき、一部の講義については聴講もできるが、学位は認定されない学生である。
今回の留学生は、次年度春期入学を目標としているとのことだった。熱心さもあり、依頼を引き受けた以上は、プロ意識にて、「では、合格を最優先でやりましょう」ということで進めた。その点では、かなり、受験テクニック的な面でのアドバイスに終始した。明確な目標設定をしたのであり、本質とは?などウンチク的な議論は無意味であり、戦略的に到達するために優先すべきことを優先して進めた。
米国の短期留学の経験もありとのことで、語学力は問題なかった。選択科目は、数学は避け、経営学を選択したいとのことで、練習問題を作成して取り組んできた。(志望校/専攻の過去問と所属教員や専攻の教育方針を見ると概ね見えてくるものだ。)
受験勉強用として、マーケティング、オペレーション、組織論などいくつか私にて用意した練習問題を提供して、解いてきてもらい、次の回でコメントするという自主ゼミを繰り返してきた。
ちなみに、情報システムものでは、こんな感じの問題設定をした。
我々の社会・生活において、インターネットは、1990年代後半から急速に普及・拡大してきた。現実の社会のネットワークは非常に複雑であるが、インターネットの出現にて複雑ネットワークの特徴でもあるスケールフリー性が注目されるようになってきた。 そこで、この特徴についてインターネットにおけるビジネスの成功要因の一つとしてどのような関係・影響を及ぼしているのか議論しなさい。
次回、少し、コメントとしてみたい。
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