★IKEAのビジネスモデルとIT★
スウェーデンの小さな農村で誕生してから60年経つ家具ブランドIKEAが4/24日本に上陸しました。
34カ国でビジネスを展開し、従業員数は90,000名。
売上高トップ5カ国は、 ドイツ19%、アメリカ11%、イギリス11%、フランス9%、スウェーデン8%。
なんで家具?って話ですが、ビジネスモデルとそれを支えるITに興味があったからです。
IKEAのビジョンは、「毎日の暮らしをより快適に 」です。
具体的には、機能的でデザインの優れたホームファニッシング製品を、
幅広い品揃えでご提供すること。しかも、できる限り多くの方にお買い求めいただけるように、手ごろな価格でなければならないということ。
なぜそれが実現できるのか?そのビジネスモデルは?
その答えは、家具をお客様自身で組み立てるということなのです。
大量購入による調達コストダウンも当然ながら、お客様にできることは
していただいて、その分無駄なコストはかけないということ。
まさに家具のデルモデル、いやそれ以上に低コストを追求しているかも知れません。
ユーザ自身が本来できることをやるというのも、ITの世界にも通じるものがあると思いませんか?
残念ながら、話題性もあり数多くのお客様によって、レジは大混雑し、かなり待たされましたが、
CRMやEコマースをビジネスに取り込んで、日本ではまだまだアーリーステージであるこの
伝統的企業が成長することに期待したいと思います。
家具っていうのは、顧客の趣味・嗜好を表現し、ライフスタイルの変化を移す鏡だから
CRMが重要な気がするんですが、以外と実践されてないところが多いんですよね。
p.s 組み立て不要な家具や雑貨も豊富です。照明なんかもかなり安いです。港北にもオープン予定とのこと。