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時間旅行

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 いやー、激しく今さらだけど凄いな「時かけ」。良すぎる。最高だ。感動した。感動を単純な言葉でしか伝えられない人間で申し訳ありません。もう「いい」としか言えません。もう誰彼構わず見るように勧めよう。「♪時かけを知らずに~、僕らは育った~」なんて歌わせないぞ(歌ってません)!

 ようやく取れた遅い夏休みの初日に「時かけ見に行こうよ」と誘われたときは、「それなんて試練?」とだだをこねたものですが、実際に見てみると、細田監督の手腕がいかんなく発揮され、当初思っていたよりさわやかな映画に仕上がっていて、5週目を越えているのに満席なのも何となく理解できるというものです。一般的に映画は公開1週間程度で最終的な興行収入がかなりの精度で予想できると誰かが言っていたような気もしますが、この映画に関して言えば、この法則は当てはまらないように思います。

 作中非常に思わせぶりに出てくる「魔女おばさん」こと芳山和子が原作のヒロインであるという複線を後で知っていい脚本だなぁと思ったのですが、しかしまぁ、ヒロインがドジッ娘であるということの方が強く印象に残りました。気がつくと「良すぎる、良すぎる」とかつぶやいている自分がいました。一体何を言っているんだ自分は……。こんなのを嬉々として書いている自分の将来が非常に不安です。

時をかける少女絵コンテ

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