SAPPHIRE Nowを盛り上げるSAP Mentors
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SAPのカンファレンス「SAPPHIRE Now」に出席した。欧州では2年ぶりのSAPPHIRE。いろんな意味で前回(2008年)やその前から変化を感じたイベントでした。
殺風景なプレスルームを盛り上げていたのが、そろいのジャージを着た“SAP Mentors”たち。SAP技術者集団で、多くはビデオをアップロードしたりTwitterやブログでイベントを紹介していたよう。SAP Mentorsは世界に約90人いるそうだが、日本には1人もいないらしい。
せっかくなので、SAPのどこが好きでどこが不満かを聞いてみました。好きなところは「コアのBusiness Suite。素晴らしい」「技術が卓越している」「製品の成熟度、レベルの高さ」などなど。「不満なところ」ではないが、「しっかりしたビジョンや戦略がなかった」とここ数年の迷走?を指摘。今年のSAPPHIREには満足しているとのこと。とくにモバイルについては「スマートな動きだと思う」
ただし、業界統合の波にSAPは生き残れないだろうという意見も出ていた。「テリトリを広げるのではなく、フォーカスを絞るか、買収して拡充するか選択するべき」。
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