TomTom、コンテンツとサービスが好調で第1四半期は増収増益

PND（パーソナル・ナビゲーション・デバイス）メーカーのオランダTomTomが第1四半期の決算を発表した。

純利益は前年同期は3700万ユーロの赤字となったが今期は310万ユーロの黒字、売上高は26％増の2億6800万ユーロという。同期のPND販売台数は160万台。これは前年同期比15％増。ローエンド機種の投入が奏功したようだ。

好調さの背景として、コンテンツとサービスの売り上げが順調に伸びたとしている。同社は交通情報、スピードカメラ情報、地図などの有料サービスを提供している。

NokiaやGoogleが自社携帯電話向けナビゲーションサービスの無料化に踏み切ったことで、TomTomなどのPNDメーカーへの影響が心配されている。