Oracle、Sun買収関連など09年Q4のロビー活動費用は105万ドル
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Oracleが2009年第4四半期にロビー活動に費やした金額は105万ドルという。同社が米下院の書記局に提出した数値をAP通信が報じている。
この3ヶ月のロビー活動の中心は、欧州委員会が難色を示していたSun Microsystemsの買収。この取引に対し、欧州はプロプライエタリのデータベースベンダーがMySQLを持つSunを獲得することに焦点を当てて、EU競争法違反の疑いがあるとして調査を行っていた。一方、米国当局はJavaを懸念としたが8月にゴーサインを出しており、ロビー活動では下院と上院にEUでの障害について理解を求めていたようだ。
Sunのオープンソースプロジェクトについては、買収後、Kenaiなど一部のプロジェクトに変化があったようだ。Solarisもライセンスが変更という記事が出ている。
なお、このロビー活動費だが、前年同期は98万ドルだったというから、2009年Q4は前年並みといえそう。
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