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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

パフォーマンスもあるよ

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 うー。プチはまり状態だ。「こんな時は気分転換だ」と勝手に言い訳をこじつけて先日はレッスンに出掛けた。

 普段は三軒茶屋のスタジオに通っている。ただし今の師匠に出会ったのは外苑前だ。今でも外苑前のスタジオは余裕があれば行く。「頑張って仕事を早く終えてレッスンに行こう」と自分を奮起させている。

 だが先週の金曜日は微妙に間に合わなかった。ひとつ片付けたのだが、今出掛けると遅刻は確実だ。うーん。だがどうももんもんとして言葉が出てこない。きっとこれは運動不足がいけないのだ。ということにしておきたくて仕方がない。

 そうだ。オルタナティブがあるではないかと気付いた。外苑前のスタジオからスピンアウトした(と考えていいだろう)スタジオが荻窪にある。昨年創立し、案内ももらっていた。いつか行きたいと思いつつ、機を逸していた。その日は家族が飲み会ともあり、いい機会なので出掛けてみた。

 師匠は外苑前でレッスンを終えるとこの荻窪にハシゴする。金曜日なら外苑前で見る筆者の顔が荻窪に出てきて、師匠は「おっ」と軽く驚いていた。次に受付で初回であることを告げた。

「こんにちわっ」
「おおっ。久しぶり」
「実はここは初めてなんです」
「そうだったっけ。じゃあ体験レッスンで1680円ね」

 昨年早くに始まったこともあり、確かにまだ壁や床に新しい雰囲気が残っている。教える先生が同じため、普段は別のスタジオで見かける顔もちらほら。雑談では結婚式を翌日に控えた友達に周囲が口々にこう話す場面も。

「今日はこんなところ(笑)よりエステに行く日でしょぉ」
「いーなあ。私も結婚したーい」

 筆者は花嫁仕様のきれいなネイルアートに見ほれたりしていた。すると後ろから別の声が。

「えみさぁーん」
「ん?」
「パフォーマンス、するんですぅ」
「えーそうなの。いつ?」
「今度の水曜日、ここで。来てくださーい。うえーん。でも無理しないで~」

 後ろからスタジオオーナーが「ついに泣き落としか」と笑っていた。うかつであったが、知らなかった。劇場などではなく、普段レッスンをするスタジオを会場としてパフォーマンスをするというのだ。こういうこぢんまりとしたパフォーマンスはけっこういいものである。

 だが水曜日は行けるかどうか微妙なところ。ぜひ行きたいのだが。「行けたら」と返事をしてチラシがわりのハガキをもらう。というわけで、ここで宣伝。次の祝日に特に予定がない方はぜひ!。

G-Screw Dance Labo
4th STUDIO PERFORMANCE
「an entrance」

日時:2005年11月23日(祝)14:30 & 17:00
料金:1500円(自由席)

構成・演出・振付・出演:
池田勇記・大内れい子・白井愛子・松田空・横山博子
高杉あかね

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