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デジタルコンテンツ流通の潮流を見据えて

今更だが、Sex And The Cityにはまったという話

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昨年の8月にSACT Sex And The Cityの映画版を観て、会社で興奮してその話をしていたら社員の一人がテレビ版の全シリーズのDVDを持っていてそれを貸してくれた。それを集中的に観たのが昨年の秋のことだ。世間の流行から言えば大分遅れているし、若い女性に人気のドラマシリーズにオヤジが興奮してどうするって突っ込まれるのが落ちだが、そういうことは気にしない。全部で24枚くらいあったと思うがそれを一気に1ヶ月位で見た。その間大分睡眠不足になったことは言うまでもない。

全編4人のニューヨークの女性がセックスの話をしているかまたはセックスをしているかの単純な話で4人がそれぞれ色々な経験をしつつ成長(変化)していく過程が面白い。このドラマの一番の醍醐味は主人公のキャリー(サラ・ジェシカ)が連載している新聞のコラムだ。コラムの題がSex And The Cityで、その語り口が洒脱で皮肉が効きしかも対象に対する愛情がこもっていて感心させられる。思わず自分は英語のペーパバックで原作を買い、iTUNESでAudiobookを見つけてそれを聞き、さらには同じAudiobookで4人の主人公の女性たちを演じた俳優がシリーズが終わった後に集まって公開でインタビューを受けているものを見つけてそれも買ってしまった。テーマ音楽とともにキャリーの声でコラムが読まれるオープニングがこのドラマの醍醐味だ。日本語訳もよくできていて十分に楽しめるのだが、原作の英語もいかにもおしゃれで皮肉を込めた表現でより楽しむことができる。そういう意味では音声を英語にして字幕を見るのがいい。といっても原作と映画は必ずしも同じ内容では無いが両方ともそれぞれ楽しむことができる。原作者のキャンディスの経歴もアマゾンのデータベースから引用すると次のようになっていて、とても興味深い女性だ。

女性ジャーナリストである著者は、現代の恋愛のかたちを探して、セックス・クラブに潜入し、最新流行のバーで交わされる会話に耳を傾ける。そこでは、ジャーナリスト、作家、編集者、画家、映画監督、俳優、モデル、投資銀行員、億万長者などが集まり、酔ったいきおいにまかせて赤裸々な言葉が吐きだされていく。きらびやかなパーティ、瀟洒なクラブ、高級ホテル、リゾート地などを舞台にしたニューヨークの性的生活の実態を、自らの過激きわまる体験をまじえてダイレクトに描いたセックス・リポート。

Sex And The City @ Anazon.co.jp

うー、いったい自分は何が言いたかったのか分からなくなってきたぞ。とにかくまだSACTを見たことの無い方がいたらぜひどのシリーズでもいいのでご覧になってキャリーの素敵なコラムを楽しんでいただきたい。もう流行のピークは過ぎたのでTSUTAYAでも簡単にレンタルできると思う。とここまで来てなんでSACTの話なんか始めたのかを思い出した。自分でブログを書くことになってできればキャリーのコラムのようにおしゃれでユーモアがあり皮肉が効いているのだが本質をついていて何か新しい見方を教えられるといったブログにしたいと思ったからだ。

くだらない話を最後まで読んでくださった方に感謝。

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