日本人が「騒げる」条件
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オプトの納会はとても盛り上がります。まじめな話も、おふざけも、どちらも、とっても盛り上がります。年齢が若い人が多いからか、自由にやらせてくれるからなのか、ビックリするほど盛り上がって面白い。
これだけみんな騒いで盛り上がることに驚きました。
普通の時って日本人は大人しい人が多い。講演会などでも、みんな恥ずかしがって質問できない。会議でも、意見を言えない人も多い。年上や異性だと、思ったことを言えなかったりする。基本的には奥ゆかしい性格ですよね。そんな奥ゆかしい性質なのに、何百人もの前で海パン一枚で「そんなの関係ねぇ」を披露できるって、どういうこと?と驚くのです。
そこで、日本人はある一定の条件があれば、騒げる性格なんじゃないかと考えてみました。
その条件は・・・
1、「この日は騒ぐんだぞ!」と皆で決めて、
2、みんなで「騒ぐ日」なんだと共通認識をもって、
3、なにをやって騒ぐのかを入念に準備して、
4、準備したことを当日披露する
この条件をみてみると、これって要は「祭」と一緒じゃないかと思いました。
そう考えると、重要な会議なども、上の条件と同じ段取りで準備をすれば、「祭」のように騒げるのでは?納会と、会議は違うようにも思えますが、みんなが積極的に参加して楽しむという意味では、本質的に一緒なんじゃないかと思います。
難しいのは、なぜ騒ぐのかという目的設定と、積極的に準備をしたくなるようにすること。
多くの人が「なんでワタシが騒ぐ必要があるの?」と疑問を思ってしまうと失敗です。準備も少ないと、悲しい結末になる。ここをどう盛り上げていくかがポイントなんでしょうね。
昔、ある工場で製品にバリ(材料の角にできる出っ張り)が大量発生した際に、社員が夜駆り出されてバリ取り作業をすることを「バリ取り祭」と呼んでいる人がいました。祭がつくだけで、ちょっと楽しそう。と思ったものでした。
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