ビッグデータの時代?
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オバマ大統領のの昨年の選挙はビッグデータの活用が勝利のポイントだったとも言われています。
例えば、西海岸のマダム層にジョージクルーニーが強い影響力を持っていることをみつけて、ジョージクルーニー宅での資金集めパーティを開き、反対の東海岸のマダム層にはSex and cityのサラジェシカパーカーにパーティを開いてもらって大成功したそう。
もちろんビッグデータの分析ってジョージクルーニーを見つけ出すってことだけじゃないのですが、この記事を読んだ時、「え~、こういう事で勝つようになっちゃうの?それでいいの?」と思いました。
さかのぼって、選挙のテレビ討論を初めて行ったのはケネディVSニクソン。
テレビの影響を重視したケネディは徹底的に準備したそう。テレビ映りのよい色のスーツをきて、笑顔で、落ち着いた堂々とした話し方をしたそうです。それに対してニクソンは、顔色が悪く、疲れ切った顔で汗ダラダラ流れて、それを何度もハンカチで抑えるシーンが流れた。
結果、ラジオでの討論の時は互角だと評価されていたのが、テレビ討論ではケネディが圧倒的に支持されたそうです。この時も、「純粋に議論の中身のみで判断すべきだ!イメージで判断するなんて間違っている!」と思った人も多かったかもしれません。でも、テレビでのイメージ作りは、今では当たり前のことになっています。
オバマのテレビや写真写りなんて、これ以上はないんじゃないかってくらいの完成度ですよね。
そう考えると、データ分析したもの勝ちになるのも時間の問題で、誰がどう思おうが止まらない。
これからは、ビッグデータ分析の時代なのです。
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