最近の女子たち
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独身、既婚、既婚かつ子持ち、専業主婦、働く母。私の周りの色んな立場の30代女子が共通して、呪文のように言っている言葉がある。(何歳まで「女子」なのかは置いといてね。)
「思うんだけどさ、人生何でもありだよね。自分が主役でいて、自分の思う通りに楽しくいきたい。」
言葉はちょっとずつ違うけれど、それぞれの立場にある女子たちは、呪文のようにこの言葉を唱えている。私のまわりだけなんでしょうか?
これは反対に言うと、意識的にそう思って呪文を唱えていないと、主役でなく思う通りに生きられないとも聞こえます。意識してないと、旦那さんを優先、もしくは、子供を優先してしまうんでしょうか。自分より大切な誰かを優先することも幸せの一つだとも思います。でも、それじゃイヤだという子が増えてきているって事なんでしょうか。
もともと30代というのは、20代と違って、時間が無限でないことを知って、真剣に(なかば焦って?)生きはじめるタイミングでもあるのでしょう。そのタイミングと、あと大きいのは3・11の震災が重なったというのも大きいのではないかと思います。
女子の話はこう続くのです。
「だってね、いつ地震があるかも分からないし、隕石だってふってくるかもしれないじゃない?」
今、この瞬間を楽しまないと、やりたいことを優先させないともったいない!MOTTAINAI!(使い方間違ってます)という飢餓感があります。刹那的っていうかというと、そうでもない。刹那的って、クシャクシャポイッていう楽しみ方で、ヤケクソなイメージがあるのですが、そうじゃない。どうしても今を、人生を楽しみたいというどん欲さを感じます。そういう基準で、毎日の行動を選んでいる。
「夢を追いかける男の気持ちを分かってくれ・・・」的なテーマで、男の人が家族や奥さんより夢を優先する映画とかドラマとかって多くありますよね。女性も結局、同じことを言い始めているってことなんでしょうか?
還暦を迎えたゼミの先生が、「30年近く結婚してみて達した結論は、男も女も対して変わらないってことだな」と言っていた言葉を思い出します。
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