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「ひのもとおにこ」の発信力

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「日本鬼子」とは、中国人が日本人に対して使う最大級の蔑称だそうです。
反日デモをやっている映像によく映っていますよね。
これをgoogleでニュース検索をすると、緊迫感ある悲しくなるような記事が出てきます。
 
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ところが、画像検索すると、有名になったこんな萌えキャラがでてきます。
 
Onikomoe_2

 

2010年頃に有名になった、2ちゃんねるで生まれた「ひのもとおにこ」という萌えキャラです。

Wikiでは、以下のように説明されていました。

『2ちゃんねるで生まれたこの企画では、日本鬼子を単に「萌えキャラ」として扱い、いわゆる政治的利用を禁じている。企画と関係無い場で政治的に利用することまで禁じていないが、遠慮を要請している。これに反すると「粋じゃない」、「野暮だ」とされる。また、日本を対象にした蔑称のみを扱い、他国に対する蔑称は、その国の人に任せるというスタンスをとっている。』

これを平和ボケと言うかもしれません。ブラックすぎるジョークと思う人もいるかもしれません。でも、私は思わず笑ってしまって、相手を蔑称することがバカバカしくなるような気持ちになります。

これはネットがあるから初めてできる民間レベルのコミュニケーションではないでしょうか。

ニュースを見ると、文化人という枠で座っているコメンテーターが「日本はもっと発信しないといけない」と言っているわけです。でも、外国語が苦手な日本人は、「日本語」という言語で鎖国しているので、外に発信できていない。でも、ネットでは言語だけでなく絵で発信することもできます。「ひのもとおにこ」も絵だったから、世界中に発信された。

世界に向けて発信する場合、外国語で表現できないならば、こういう「絵」での発信にガラっと切り替えていけばいいのかもしれません。

 
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