今さらながら、ポメラを買いました。
今さらながら、ポメラを買いました。
ずうっと前から気になっていたツールではありますが、機能のワリに値段が高かったので、値下がりを待っていました。だいぶ値段が下がってきたので、思い切って買いました。なにしろ最近、老眼なので(笑)、小さい画面が気になって、家電量販店で実際に触ってみました。僕の老眼でも裸眼で十分にテキストが打てたので、安心して購入。
ポメラにはテキスト・エディタの機能しかありません。ネットにもつながらなければ、メールもない、とっても原始的な道具です。とにかく「黙々と」テキストを入力することしかできないのです。
インターネットが普及する前から比べると、平均して文章を書く機会と量が飛躍的に増加していると思います。僕は年齢的にちょうどインターネットのBefore-Afterを経験しています。例えば大学の卒業論文は図表、本文とのもすべて手書きでした。
「文字を書く」というのは、だいぶ儀式的な要素が強いようです。身の回りを整理整頓して、精神を統一して、書き始める、みたいなよく言えば、神聖さ、悪く言えば、堅苦しさがあります。気がついたらパソコンがあった今の若い人にはわからないかも知れません。ところが、キーボードのおかげで、今では気楽に文章を書くことができます。修正も自由自在ですしね。さらにブログの登場が、爆発的に文章を書く機会と量を増やしたと思います。
僕にとってはキーボードで文字を打ち込むことは、いきなり「清書」ができるようなもんです。しかもデジタル・データだから、コピーや移動は自由自在。
こういうブログやちょっとした原稿を書いている僕にポメラはハマリました。
ポメラの機能やメリット、デメリットはいろんな方々がレビューしてくださっているのでここでとやかく書くのはなしとします。ただひとつだけ。最大のメリットは、「黙々と」文章を書くことだけに集中できるということです。パソコンだと、RSSを読んでみたり、メールをチェックしたり、Webのリンクをたどっていったりで、道草ばかり…。ポメラだとそれがないのです。ない、というか、できないのです。それが僕にとっては最大のメリットです。