僕が、オンライン・ストレージ「LiveDrive」をやめたワケ
クラウド・コンピューティングと言えば、まずはオンライン・ストレージを準備する必要があります。今では様々なサービスがあります。僕なりにオンライン・ストレージの選択ポイントをまとめてみました。
- 容量に余裕がある。
- 料金が安い。
- デスクトップ・ツールがある。
- パフォーマンス(転送速度)が高い。
- モバイルに対応している。
僕はインターオンライン・ストレージとして「LiveDrive」というヤツを利用しています。今となっては「使っていた」という過去形になってしまいますが…。LiveDriveは有料ではありますが、まずは容量無制限がすごい! ベータ・テスト中から利用しています。デスクトップ・ツールも充実していて、「マイ・コンピューター」にハードディスクがひとつ増えます。これがインターネット上のハードディスクでして、普通のハードディスクと同じように使えます。
でも、まぁ、何事も使ってみなければわからない。使用感をまとめてみますね。
とにかくパフォーマンスが悪い。PCを再起動するとずぅ~っとハードディスクをカリカリとスキャンしています。LiveDriveに預けたファイルが多ければ多いほどこの時間は長くなります。しかもfirefoxが立ち上がるまで5分もかかるほど、他の作業に影響します。
Webブラウザーのインターフェイスが悪い。特にフォルダ消去ができないのは、面倒なことこの上ないです。フォルダの内部を全部消さないとフォルダが消去できない。階層の深いフォルダの消去は辟易します。
そして僕がLiveDriveをやめた最大かつ決定的な理由、それは課金です。
LiveDriveのProアカウントの料金は年間11,888円。ちゃんと日本円のページも用意されています。ベータ・ユーザーの最初の何人かは特典で20パーセントOFF。よって、9,510円です。それが何と、その100倍の951,000円が請求され、カード会社を通じて銀行から引き落とされてしまったのです。これにはビックリしました。
ドルでは小数点以下は「セント」で表わされますが、それを二桁分、無視して金額計算したため、100倍になってしまったのでした。
慣れない英語で間違いを指摘して無事返金となりましたが、メールの返事はたった2行。しかも謝罪の言葉は一切なし。
いくらシステムが素晴らしいとしても、こういう初歩的な間違いを平気で起こしておいて、謝罪の言葉もないところに、自分の大切なデータを預ける気にはなれません。
というわけで、現在、いくつかのオンライン・ストレージを調査中です。その詳細はまたの機会に。