いよいよ来年、Twitter に広告が現れる?
大流行中の Twitter。しかし一体どんなビジネスモデルを採用するつもりなのか――Twitter を語る際に常に話題になってきたことですが、最近ではついに収益が生まれつつあることが報じられるようになってきています(参考記事)。そしていよいよ来年には、明確なビジネスモデルが登場するかもしれません:
■ Twitter eyes acquisitions, sees making money in 2010 (Reuters)
タイトルにある「買収を考えている」という部分も重要なのですが(具体的な企業名は明かされていませんが、Twitter は過去に Summize を買収して公式の検索エンジンにしたという例もあるので気になるところ)、個人的に興味を引かれたのは以下の部分:
Stone said Twitter will "start making money" in 2010 as it unveils a plan early next year on how it will produce revenue through advertising. He declined to give details but said advertising will be "non-traditional."
ストーン氏によれば、Twitter は2010年から「収益を生みだすようになるだろう」とのことである。さらに来年の初頭には、広告による売上をあげる計画について明らかにすると述べた。彼は詳細については名言しなかったが、「従来のような広告ではない」と述べている。
Twitter に広告。って、日本語版では最初から広告が出ているわけですが(笑)、いよいよ Twitter 全体での広告モデルが採用されることになるようです。しかし「従来のようなものではない」そうですから、いったいどのような形になるのでしょうか。
まさか最近論議を招いているような「スポンサード・ツイート」(一般人にお金を払い、宣伝メッセージを投稿してもらう形式の広告)を公式で始めるなどということはないと思いますが、Twitter.com ではなくクライアント経由で利用されることの多い Twitter ですから、(日本語版のような)サイトにバナー広告を載せるという形式では効果が限定的になってしまうはず。何らかの形で、ツイートに紐付けるという広告が始まる可能性はあるかもしれません。
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【○年前の今日の記事】
■ ダイエットには、「強制力のある計画」を (2008年11月25日)