オルタナティブ・ブログ > シロクマ日報 >

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

芸能人のコラムより……

»

遅ればせながら、『週刊ダイヤモンド』2007年9月22日号の特集「新聞没落」を読みました。タイトルもすごいですが、内容も激しくて、読んでいると「新聞社に勤めてなくてよかった」という気分にさせられます(笑)。冗談はさておき、河内孝さんの『新聞社―破綻したビジネスモデル』ではないですが、(紙媒体での)新聞というビジネスモデルがいかに危機的な状況にあるか、詳しく解説された特集でした。

個人的に一番面白かったコーナーは、第4章の「新聞記者の生態」。文字通り新聞記者という職業を解説したもので、1日の過ごし方やキャリアパス、各メジャー紙の記者の特徴などが載っていました。先ほど「新聞社に勤めてなくてよかった」と書いてしまったのですが、これを読むと、当然ながら「新聞」の裏側には生身の人間が働いていることが分かります。僕も何人か記者の方と面識があるのですが、皆さん仕事熱心な方々で、新聞やメディアについて深く考えられているという印象があります。恐らく週刊ダイヤモンドの特集に対して、皆さん多くの意見をお持ちなのではないでしょうか。

話は変わりますが、このブログでも書いた通り、先日「毎日jp」の発表記者会見に参加してきました。そちらには女優の黒谷友香さんも出席されていたのですが、それは黒谷さんが「毎日jp」で月1回のコラムを担当するため(乗馬やガーデニングの話題が中心になるとのこと)。黒谷さんの他にも、「『毎日jp』でしか読めないコラム」として、映画監督の井筒和幸さん、ミュージシャンのウルフルズ Kさんなどが参加されるそうです。こうした芸能人の方々のコラムが、アクセス向上施策の1つとなっているわけですね。

しかし……正直なところ、会見を見た限りでは、個人的には「黒谷さんのコラムが読みたい!毎日jpにアクセスしよう!」という気にはなりませんでした。それは僕が乗馬にもガーデニングにも縁遠いということが最大の理由なのですが、果たして「月1回更新される芸能人のコラム」にどれだけの集客力があるのでしょうか?ブログを除き、過去に「芸能人の書く文章」がサイトのキラーコンテンツになった例は、そう多くないでしょう。

僕はそれより、毎日新聞社員の方々のコラムが読んでみたい、と強く思います。週刊ダイヤモンドの特集に対する反論や、「(表に出しても問題がないけど)ニュース性がない」という理由で没にされたネタの復活など、発信したい情報は多々あるのではないでしょうか。また「毎日jp」については、ブロガーなんていう訳の分からない連中から「ダメっぽい」と批判されているわけで、言い返したいことは山のようにあるでしょう。河内孝さんのように正面から「新聞というビジネスモデル」に切り込むのは難しいと思いますが(河内さんだって毎日をお辞めになってから『新聞社~』を書かれたわけですし)、ぜひ生の声を聞きたいと思います。

ITmedia にだって、岡田有花さんという看板(?)記者がいらっしゃいます。記者が芸能人ばりの人気を得る、というのも不可能ではないのではないでしょうか。ということで、とりあえず「毎日jp準備ブログ」なんて立ち上がらないですかね。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する