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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

タキシードには着物がお似合い?

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ばんちょ〜さんのご紹介により、木村さんがコメントをくださった。ありがとうございます。

木村さんの今年の抱負 "Japanese Culture as a Service (JCaaS)"に、的外れかもしれないけれど反応してしまおう。

年末年始を、ニューヨーク州のAdirondacksで迎えたことはこのブログでも少し触れた。大自然のまっただ中で、昼間は、凍った湖に穴をあけてアイスフィッシングをしたり、鹿や野生の七面鳥を追いかけたりしたのだが...

大晦日は、一転してブラック・タイのディナーパーティー。男性は全員タキシード、女性はロングドレスというイベントだった。旦那の了承を得た上で、私は黒地の着物にした。私が13歳の時に、今は亡き父が初めて買ってくれた小紋。この歳になってもまだしつこく活用している。背丈はそれほど変わっていないので、少々腰回りのサイズが変化しても問題なく着られるのは、それこそ着物の大きな利点。

日本人は私一人だから、少々着崩れしても周りに気がつく人なんていないし、ドレスだったら背の高いアメリカ人に比べて見劣りするだけ。また、帯や草履や足袋やらについていろいろ質問され、おしゃべりのネタにも事欠かない。何よりの差別化でしょ。

途中で草履は脱いじゃったけれど、この格好で夜中過ぎまで歌って踊りまくった。暑くなって来たらすぐに戸口に行って外気にあたり、汗が出るのを防いでいた。

シンプルな直線断ちの一方で、とってもカラフルな柄模様。素直に、着物って美しいと思う。もっと世界にアピールしていいと思うのです。

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