アメリカで会社を興す 7: まとめ
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まとめになるかどうかわからないけれど....
手続きに関する限り、アメリカで会社を興すのはとても簡単。弁護士のお世話にならない場合、費用は州や連邦政府に対するファイリング費用だけ。紹介したように申請はほぼすべてオンラインでできるので、郵送料もいらない。
日本企業がアメリカに子会社を設立する場合は、C-Corporationになるだろう。米国進出をお考えの方々もどうぞ参考にしてください。
一応申請先のサイトを再度列記しておきますね。
- 法人の種類についての説明はこちら
- ワシントン州のビジネスライセンス申請はこちら
- EIN申請はこちら
一番大事なのは、会社を興して何するの?というところかも知れないけれど、事業内容はどこでどう変わるかわからない。OINAの時だって、はじめは日本企業の100%米国子会社として設立したけれど、その後VCからの投資を受けて、その後大株主が日本企業からアメリカの企業に変わって、その後会社すべてが他の会社に買収されて...という顛末を、誰が予想しただろう。
xx年後にはこうなっていたい、という明確な目標を持つことの大切さを否定する訳ではない。大きな流れを振り返れば、アメリカで暮らすことや結婚することといった大雑把な私の目標は、抱いていたからこそ実現した。でもその課程は、思いがけないことの連続でもあった。
私くらいの歳になると、目標実現もさりながら、途中経過のサプライズを楽しむという厚かましさが出てきますねー。
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