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Rolly起動!ファーストインプレッション動画

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ソニーの音楽プレイヤー「“Rolly”(SEP-10BT)」はロボットaiboの開発チームの何人かが参加して開発したロボットでもある。だが、metamix.comで指摘したとおり、ZMPの「miuro」とコンセプトが酷似していることに疑問を持つ声が上がっている。

ただ、写真と資料だけではらちがあかないし、真偽もつかめない。すでにZMPのmiuroは体験し、価値ある物だと直感した。ではRollyはどうなのだろう? 単なるおもしろいだけでなく、ソニーらしい高クオリティ、ハイバリューの製品なのだろうか。

というわけで、Rollyが手元に届いたので、ファーストインプレッションをムービーでご覧いただこう。箱から開けて、電源をいれた直後の映像だ(バックにおむつの袋とかが映ってるのは笑い飛ばしてやってください)

はじめの印象は、まず予想通りの小ささであるということ。また、このサイズでありながらさすがソニーといった出来具合になっていること。特にこのラメの入った白色はなかなかでない。電源をいれるのはスイッチがわかりやすく配置されていたので問題なかった。良い印象を持ったのは、開けっ放しになっていた蓋が、電源を入れると同時にしっかりしまったところ。

貸出機にはマニュアルもなく、音楽の再生にも困ったが、頭上のボタンを押せば何か起こるだろうという予感は当たり、すぐに再生が始まる。音が鳴り始めて、ふと気がついた。かなり昔に愛用していたソニーのアクティブスピーカーシステム「SRS-Z1PC」の音にそっくりなのだ。なので残念ながら、サウンドに関しては、音質の新鮮さや、この形ならではの新しい楽しみは感じられなかった。

ただし、このサイズでありながら、非常にまじめなサウンドを提供してくれる。本体が小さいので、どうしても高音を中心とした構成になるが、全体のバランスはソニーらしい美しさが感じられるのだ。これはSRS-Z1PCにも共通していたことだが、その点はさらに洗練されているといってもいい。とくにクラシック音楽は美しく聞こえるだろう。SRSシリーズを体験してない人なら、一度は聴いてみるのもいい。

miuroと比較すると、価格差以上の開きがでてくるのは否めない。デスクの上に置いても、優越感に浸るほどの音質ではない。その点、おそらくダンス機能の面白さに重点を置いたのだろうけど、ダンスだけでは聴く機会は少なくなる。「音楽を楽しむ」というコンセプトが追求されていないんじゃないかととりあえずは感じた。

あと、貸出機にマニュアルが同梱されていないのが最大の原因だが、使いかたがわからない。ムービーをみてもらえばわかるように、傾けても、振っても、何も起こらない。車輪を動かして、ボリュームを調整したり、曲を変えることができるのは、事前にムービーをみていたのでわかった。

何の説明も受けずに、箱を開けてからの印象をつらつらとレポートした。専用ソフトやこの筐体に隠された機能を存分に使い込んで、総合レポートとしてまとめたいと思う。なお、今後、詳細の写真、ソフトウェアについて報告した後、miuroとの徹底比較をお伝えする予定だ。

【関連URL】
miuro の次世代機能を体験してきたよ(1)ムービー編
|M|E|T|A|M|i|X| ソニー『Rolly』は、ZMP「miuro」のパクリだったのか?(2)
|M|E|T|A|M|i|X| ソニー『Rolly』は、ZMP「miuro」のパクリだった
Rolly製品情報
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