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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

国家資格キャリアコンサルタント、約7万人に。

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キャリアコンサルタントが国家資格化されたのは、2016年(平成28年)のことです。法改正により、これまで10団体くらいが出していた民間資格を国家資格として1本化したものです。

私は2015年に日本産業カウンセラー協会の「キャリア・コンサルタント」資格に挑戦し、取得。翌年、国家資格化されたタイミングで、民間資格の移行措置を使って、国家資格の名簿に登録されました。

5年に一度の更新制度がある資格です。
(資格によっては、1度取ったら生涯保持できるものもありますよね)
知識講習、技能講習を受けて、資格更新をしなければなりません。

そんな国家資格キャリアコンサルタント、2023年9月時点で68000人になりました。国は、2024年までに10万人計画と言っていますので、実現するか、どうか・・という感じですが、私の周囲でも、とにかく挑戦する人がどんどん増えている印象です。

まずは、人事や人材育成に関わる方は、とにかく次々挑戦していて、企業の人事、人材育成部門には、1人以上のキャリコンがいるというのはもう日常の光景となりました。

ほかにも、人を支援する仕事をしたい、定年後のために資格を持ちたい、再就職のためにまずは資格を取りたい、など様々な理由で挑戦する方もいらっしゃいます。

2022年7月から毎日配信しているVoicy(音声配信)でも、この放送を聴いて、「キャリコン、取りました!」という方が10人以上いらっしゃいますし、「キャリコン養成講座に通っています」「申し込みました」という方も少しずつ増えてきました。

キャリアコンサルタントの話をたくさんしているわけではないのですが、プロフィールにキャリアコンサルタントと記載し、話の中にもキャリアの話とかキャリアに関するインタビューなども出てくるので、それで興味関心を寄せてくださったのかも知れません。


この資格、ますますニーズは高まってくるものと思います。
「働くこと」「生きること」に誰もが戸惑い、悩み、もやもやしたり、どうしようと迷ったりしがちな変化の時代。

専門的な学習をしたキャリアコンサルタントが、話を聴いたり、アドバイスをしたり、組織の中でキャリア支援の仕組みを導入したり、専門家だからこその強みを生かす機会は増えるはず。

これだけで食べられるの?というと、難しいかもしれないですが、それでも、資格を持っているというのは案外強いものです。

興味ある方は、まず、この放送からお聴きください。
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こういう書籍で学習します。

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