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返報制の法則をソーシャルメディアに応用する。書評「ソーシャルメディアの流儀」

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ソーシャルメディアの強い特性に「返報性の法則」があります。「返報性の法則」は、人間の持つ心理のひとつで心理学用語です。人は他人から何らかのGiveをいただくと、そのGiveに対してお返しをしなければならないという感情を抱きます。
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飲食店などで特別なサービスを受ければ、ファンになって、またそのお店に通っり、その店のエバンジェリストになって拡散のお手伝いなどをいつの間にかしていることも多いですよね。インフルエンサーマーケティングも「返報性の法則」を発展させたモノですね。

この「返報性の法則」をソーシャルメディアの世界に持ち込んだのがNobu Yokochi(横地ノブ) さんです。「いいね!」を積極的に押して、相手のためにアクションして、相手との積極的なコミュニケーションを図ることを薦めます。そのGive型のコミュ二ケーションを通じて自分を応援してくれる仲間のネットワークを作っていくのです。

彼は地方を中心に毎月30回近くのセミナーを通じてこの考えを発信してきました。私の周りにも彼のファンはたくさんいますが、ソーシャルメディア界では残念なことですが、今までは亜流(?)の存在でした。

しかし、遂に彼が今回メジャーデビューを果たします。
ソーシャルメディアの流儀という新刊をリリースするのです。今回、ソーシャルメディアの流儀では、彼の考える独特なソーシャルメディア活用法が余すことなく紹介されています。

横地ノブさんは
Facebookなどソーシャルメディアでの情報発信ではできるだけ自分のことについては書かないことだと語ります。徹底的に他者についての情報発信をするべきだと言うのです。人のための情報発信を手伝ってGiveすることで「返報性の法則」をソーシャルメディアで応用し、仲間を増やして行くのです。影響力と言う武器(=ネットワーク)をいつの間にか、ソーシャルメディア上に作り上げて行くのです。
 
キーワードは「応援と感謝」。他者、友人や仲間を徹底的に応援することで最終的には巡り巡って自分を応援してもらうことに繋がるのです。「応援と感謝」「誠実な下心」という絶妙なネーミングを使いながら、彼のセミナーは笑いの渦の中、進行していきます。このセミナーの戦略を真似して成功している経営者やビジネスマンが日本全国に増殖しているのです。今回、このソーシャルメディアの流儀には、そんな成功体験が数多く紹介されています。まずは、彼らの成功事例を真似してみるのも面白いですね。

多くのソーシャルメディアコンサルタントが、日々質の高い情報を発信せよと説きますが、ノブさんは全く違うスタンスでの情報発信を薦めます。凡人にはネタがないから毎日新しいコンテンツを作り出すのは無理だとも言います。 そんなことをしていたら、それこそソーシャル疲れを起こしてしまいます。ソーシャルメディアではあっという間にタイムラインが流れてしまいますから、素人はいい写真やコメント、ブログのリンクなど使える物があれば、何度でも使えと言います。素人はプロと同じ土俵で戦うことはないのですね。私の好きな海外の有名ブロガー達も確かにこの手法を使っていましたので、この投稿法は目から鱗した。疲れないカタチで投稿を日々続けることが、一般の人には大事なのです。ビジネスをしながら、ソーシャルメディアを活用したい方にはこのやり方は使えるかもしれませんね。

「いいね!」やコメントをGiveすれば最終的に自分に返ってきます。コンテンツを反復活用しながら、投稿をしっかり習慣化すればいいのです。他者の投稿に「いいね!」やコメントをつける当たり前の行動が、ソーシャルメディアでの成功の秘訣のようです。

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