新しいバリューを追求するJINSの新たな戦略
「JINS PCで目をいたわるEye Workerになろう」になろうというイベントに参加してきました。
友人の松村太郎さんからご招待いただいて、急成長する眼鏡ショップ「JINS」を経営する株式会社ジェイアイエヌ本社(原宿)に
お邪魔しました。
会場の受付で、名刺をお渡しすると、いきなりプレゼントをいただきました。これは嬉しいですね。
早速、バッグを開いてみるとみると中にはレッドの素敵な眼鏡フレーム。
これが、今日のテーマのPCやスマホで目を酷使しているオフィスワーカー向けに開発された
JINSの新製品「JINS PC」です。
早速、イベント開始時からこの「JINS PC」をかけながら
このブログを書いてみました。
確かにPCやスマホで一日中、ソーシャルおじさんは目を酷使しています。
朝早くから、夜遅くまで目を使い続けると確かに仕事に支障になります。
見えない=仕事にならないという時代が現代ですね。
実は開発のきかっけも株式会社ジェイアイエヌの田中 仁社長の目の悩みだったそうです。
田中社長の話を伺っていると共感する事が多かったので、簡単に開発ストーリーをまとめてみます。
実際、田中社長もPCやスマホを見続ける事で頭痛が起きたり、目がかすんだりという事態となり、
ビジネスに支障をきたしていたそうです。
目をいたわりながら、PCで仕事を長時間するための機能性眼鏡を作れば、
世の中のオフィスワーカーのためになるのではと考え、開発をスタートしたそうです。
機能性眼鏡という新しいソリューション、今までの眼鏡業界の常識を疑った事が
開発のきっかけだったというのが、マーケティング的には面白いですね。
PCを使っていて、目が疲れるのはなぜでしょう?
それは、PCの液晶画面から出ているブルーライトという光が原因だそうです。
このブルーライトをカットすればいいのですが、開発は簡単には行きませんでした。
ブルーライトをカットすると黄色が強くなり、PCの操作ができない状態が続きました。
田中社長は開発をあきらめずにイタリアのパルマのインターキャストというメーカーに出会います。
そして、目の疲れの原因になるブルーライトを55%カットするレンズを生み出しました。
田中社長、社員、医学的見地で検証を重ね、今回「JINS PC」がリリースできたそうです。
今後はPC、スマホユーザーの目を守る眼鏡である「JINS PC」に加え、
ライフスタイルに応じたさまざまな分野の機能性眼鏡を開発していきたいと田中社長はプレゼンくださいました。
視力補正ツールではない新しい機能性眼鏡で、眼鏡マーケットを拡大しようと言う取り組みはとても面白いと思います。
価格競争ではない、機能性眼鏡というバリューの追求で、新たなターゲットを獲得する事ができれば
株式会社ジェイアイエヌは、眼鏡業界の中でよりパワフルに成長しそうです。
最後におまけでソーシャルおじさんの「JINS PC」の装着姿!
実はソーシャルおじさんは近眼、乱視+老眼という症状で苦しんでいます。
現在、この「JINS PC」はフレームのみのリリースですが、来年には度付きの対応もするそうです。
来年以降、ソーシャルおじさんも「JINS PC」の恩恵を受けられそうで、安心しました。