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「100円のコーラを1000円で売る方法」を、より深く楽しむ方法

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オルタナブロガーの御園生さんが、「〈書評〉「100円のコーラを1000円で売る方法」を読んで自分を振り返る 【読了目安: 2分】」で、「100円のコーラを1000円で売る方法」「バリュープロポジション戦略50の作法」の2冊を紹介して下さっています。

この中で御園生さんは、

「この2冊の本は、基本的に同じことが書いてある」

とし、

「誤解を恐れずわかりやすく言い切ると」

と前置きされた上で、

「『100円のコーラを1000円で売る方法』は『もしドラ』、『バリュープロポジション戦略50の作法』は『本家 ドラッカー』」

と紹介して下さっています。

経営の神様のドラッカーを引用していただいたのは過分なお言葉で恐縮の限りですが、とても分かりやすいたとえだともいます。

 

「バリュープロポジション戦略50の作法」を上梓したのは2011年3月。

全体でわずか120ページ。

見開き2ページで1章構成。合計50章からなる、合計4万文字の小さな本です。

なるべく平易な言葉を使っています。

しかし、ある程度のマーケティング戦略の経験がある方を想定して書きました。

 

一方の「100円のコーラを1000円で売る方法」を上梓したのはそれから8ヶ月後の2011年11月。

こちらは小説のスタイルを取り、マーケティング理論で裏付けたストーリーを展開しています。

マーケティングという言葉自体に距離感を感じている方を対象に書いています。

 

しかし2冊とも中身の理論や論理の展開は、基本的に同じです。

マーケティングに詳しくない知り合いが、

「『バリュープロポジション戦略50の作法』は読んでもよく分からなかったが、『100円のコーラを1000円で売る方法』はとてもよく分かった。そうして『バリュープロポジション戦略50の作法』を読み直したら、分からなかった部分がストンとハラに落ちて理解できた」

と言っていました。

確かに、「100円のコーラを1000円で売る方法」の解説本が、「バリュープロポジション戦略50の作法」とも言えますね。

 

ですので、「100円のコーラを1000円で売る方法」を読んで興味を持たれた方は、「バリュープロポジション戦略50の作法」を読んでいただくと、さらに新しい発見があるかもしれません。

 

 

 

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