ネット活動17年目。でも炎上していない理由
私はネット活動を始めたのは1994年頃でした。
当時、ネットと言えばパソコン通信。ネットデビューと同時に、無謀にも写真会議室のシスオペを3年間担当しました。
1995年にWindows 95が発売になり、1994年には2400bpsと超低速だった電話回線もISDNの64Kbos(+テレホーダイ)になったりして、インターネットが普及しました。そんな中、1996年1月に写真のホームページを作りました。
パソコン通信で書き込んでいた内容は既にネット上からは消えてしまいましたが、その一部は私の写真のホームページ「風の写真館」に掲載しています。
例えば、1994年・夏の二週間に米国南西部を撮影旅行した時の旅行記は、当時パソコン通信の写真会議室にアップしていましたが、「米国南西部撮影旅行記」に掲載して今でも見ることができます。
1996年・春の12日間、豪州東部に撮影旅行した際の「豪州東部撮影旅行記」も、今でも見ることができます。
他にも、1997年~1998年の写真展開催に挑戦し、審査に通って、写真展を開催し、写真展終了までを綴った「写真展日記」や、2003年に行った「写真展日記裸・展(らてん)編」、2004年から2005年まで続けたメルマガ「プロフェッショナルサンデーフォトグラファー」等も、ネットで見ることができます。
ご覧になったように写真関係の活動が多いのですが、プライベートのことも書いていたりしています。
その後、2006年からこのオルタナティブブログでブログを書かせていただくようになり、ネット上での活動拠点はこのブログが中心になりました。
当初は写真のことも書いていましたが、ここ数年はビジネス関連が中心になっています。
このようなネット上での活動、気がついてみればもう17年間も続けています。
ふり返ってみれば、この17年間、パソコン通信の会議室も含めて、私は炎上した記憶がありません。
私が最初に体験したパソコン通信は、実名制でした。また最初からシスオペだったので、ネット上での人間関係のトラブルにはとても気を遣いました。
そういうこともあって、デビュー当初からいわゆる「炎上」が起らないためにはどうするか、常に考えていました。
色々と考えているうちに分かったことは、次のことを考えることが大切だということです。
1.一人でも傷つく可能性がある情報は書かないこと
2.常に「リーズナブルな」(=大義名分があるような)判断をすること
3.自分の公にしたくないプライベート情報等は書かないこと
4.間違った場合は素直に誤りを認め、直ちに修正すること
これらの条件を外すと、確かに面白くて一部にウケる内容を書けるかもしれません。
例えば、ある特定の人を攻撃するような文章です。しかし、それだと傷つく人が出ます。
「この人は、人を傷つけても大丈夫な人なんだ」と思われる可能性もあります。
本来、ネットに書くのは他の人に喜んでいただくため。本末転倒です。
また、自分の公にすべきでない情報をネットに流すと、あとで思わぬ所で困ったりします。
これはブログなどだけでなく、TwitterやFacebookなどでも同様です。
改めて過去に書いた内容をふり返ると、これら4点は、ずっと守ってきたんだな、と再認識しました。