第19回朝カフェ、大塚さんの『なぜ大部分のプレゼンはつまらないのか? ~聴衆を飽きさせないプレゼンテーションの作り方~』 #asacafestudy
昨日、第19回朝カフェ次世代研究会は、大塚雅文さんによる『なぜ大部分のプレゼンはつまらないのか? ~聴衆を飽きさせないプレゼンテーションの作り方~』でした。
既に、坂本さんもブログで紹介されています。
■メッセージをシンプルにできないのは自分が偉いと主張したいから! #asacafestudy
いやぁ、面白かったです。
最初の掴みが最高でした。
「米国人の5大恐怖」のトップは、実は"Public Speech" (人前で話すこと)だそうです。
意外ですが、平均的な米国人は確かにそうなのかもしれませんね。
まして日本人が人前で話すのが苦手なのは当り前。大塚さんもそうだったそうです。実は私もいまだにそう。
自分の経験談から入るのは、共感を得るプレゼンの王道ですね。
今回の講演の案内では、「...脳の研究により進んだ最新の『プレゼンテーションの準備方法』について解説..」とのことでしたが、全くこの通りの内容でした。
20年-10年前までの典型的なビジネス・プレゼンと、現代のプレゼンが、こんなにも与える印象が違うのか、と目から鱗でした。
成功するプレゼンのためには、「いかに聴衆を飽きさせないか?」=「いかに脳を飽きさせないか」が、最大のテーマなのですね。
リハーサルの重要性について、「自分の話している姿を見れずして、どうして聴衆があなたを見ていられるか?」というScott Berkunの言葉にも、深く納得しました。
私も、プレゼンのリハーサルで録画することがあるのですが、自分で見ていて、恥ずかしくて見られたものではありません。
実は「自分で恥ずかしくて見られない」ということは、「他人に見せる以前の品質」ということですね。
しかし、「自分で恥ずかしくてリハーサルが見られない」というプレゼンで、登壇したりしてしまいます。
「プレゼン資料に書いていることを読んだら、その途端に眠くなる」というのも、とても痛いところを突かれた部分です。
大塚さんは、大塚さんスタイルのプレゼンをしている途中で、世の中でよく見るスタイルのプレゼンを挟んで比較しておられました。比べてみると、違いがテキメンです。
実は、この日の朝カフェ開催の夜、勤務先で講演がありました。その時は資料に書いていることは極力読まず、その考え方や背景をお話しするように心掛けました。大塚さんのおかげです。
大塚さんが資料を公開されているので、ご参照下さい。
大塚さん、ありがとうございました。
TwitterのつぶやきもTogetterでまとめました。
次回、5/25開催の第20回の「朝カフェ次世代研究会」は、伊藤宏隆さんの「ものづくりと3D」です。
どのような内容になるか、楽しみです。