永井孝尚のMM21:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 永井孝尚のMM21

マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

日本人は、なかなか英語が習得できません。

特に社会人になってからはなおさらです。

私も20代の頃は、とても苦労しました。

特に単語がなかなか覚えられません。

 

ところで英語をマスターされた方は、ある程度のボキャブラリーが蓄積すると、今までチンプンカンプンだった英語が、突然分るようになった経験をされていると思います。

これは、どんな仕組みになっているのでしょうか?

 

先日読んだ藤沢晃治著「30歳からの英語攻略」で、 そのカラクリが、とても明快に説明されていました。

1997年初版の本ですが、この本は世の中の英語の本とは全く違います。

「なぜ英語がモノにできないか?」というアプローチで、英語に取り組んでいます。

 

例えば、前出のボキャブラリー。

ボキャブラリーはコツコツやると必ず増えていきます。

しかし、あるしきい値を超えないと、相手が話していたり書いている英語の全体像が分りません。

ちょうど、パネルクイズ「アタック25」のパネルが3枚しか開いていないと何の映像か分らないけど、半分の13枚開いているとなんとか分るようなものですね。

この13枚がしきい値のようなものです。

英語習得で挫折する人は、このしきい値を超える前に止めてしまうからなのですね。

 

また、一つの単語を「読める」「書ける」「聞ける」「話せる」の4つの軸で捉え、「話せない単語は聞こえない」と説いているのも、全くその通りだと思いました。

「書けなければ話せない」というのも、その通りですね。

本書に書いてあるとおり、日本語の文章を60秒で英訳できなければ、0.8秒で話せるはずもないのですね。

つまり、「書けないと、→話せないし、→聞こえない」ということですね。

 

3年半前に「TOEIC 475点からの英語上達方法」で書きましたように、私は社会人になった22歳から本格的に英語の勉強しました。

基本方針は「擬似的に英語漬けの環境にすること」で、本書に書いてある「反射レベル脳」を鍛えることを狙いました。

しかし、本書に書いてあることを併せて実践すると、さらに加速して英語が習得できたのではないかと思いました。

付録には「TOEIC 100点UPの超裏技」が紹介されています。TOEICの試験方法が改訂になりましたが、ここに書いてある基本技は現在でも有効だと思います。

この本、現在はタイトルを変えて、三笠書房から「日本人が「英語をモノにする」一番確実な勉強法」というタイトルで文庫化されています。

現在ベストセラー作家になられた藤沢晃治さんがまだ会社員だった時に初めて書かれた本ですが、着実に売れているようです。ロングセラーですね。


nagai

Special

- PR -
コメント
青山 航 2010/02/23 07:43

永井さん

おはようございます。青山です。
大変参考になります。IT技術の進化により、RSSで、Podcastで、Skypeで、
少しでも英語に触れる時間を増やそうと毎日過ごしていますが、
単語を頭に叩き込むという作業を避けていたように思います。
こちらの書籍は今週にでも買いにいてみようと思います。

吉田 賢治郎 2010/02/23 09:46

なるほど。ためになります。
今のが終わったら、この本にもチャレンジしてみます。
(英語修行中)

永井孝尚 2010/02/24 06:24

青山さん、
コメントありがとうございました。
そうですね、私が英語の勉強をした当時は、本物の英語は在日米軍のラジオ放送くらいしかなく、TVではTVKの深夜ニュースくらいしかありませんでしたが、今は色々なツールがありますね。
一日英語に接して、よく見かける英語単語をまとめて調べる習慣を付けると、いいかもしれませんね。
 
けんじろうさん、
英語修行お疲れ様です。
私もまだまだ修行です。昨日はネイティブ3人の会議に一人だけ出ましたが、みんなで何を笑っているのか最後まで理解できませんでした。簡単な単語だったのですけどね。ううむ。


コメントを投稿する
メールアドレス(必須):
URL:
コメント:
トラックバック

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/23404139

トラックバック・ポリシー


» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

永井孝尚

永井孝尚

日本IBM・ソフトウェア事業部のシニアマーケティングマネージャー。
著書「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版)、他数冊。

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
カテゴリー

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 富士通元社長の山本卓眞氏が残した次代へのメッセージ
富士通の社長、会長を務めた山本卓眞氏が亡くなった。哀悼の意を込めて、日本のIT産業界の大御所が残した次代へのメッセージを紹介しておきたい。(2/6)

news094.gif Facebook就活はもう古い?
約260人のブロガーが、ITにまつわる時事情報などを日々発信しているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。その中から今回は「就活」「都心の雪」「ソーシャルメディア」などを紹介しよう。(2/4)

news094.gif 東北をコットンの生産地としてブランディングしたい──リー・ジャパン・細川取締役
塩害に強い綿の生産で東北に新たな産業を作りたい。オーガニックコットンの採用など、環境負荷を下げるジーンズ生産に取り組んできたリー・ジャパンの新たなチャレンジとは──。(1/30)

news094.gif 東北から始まるイノベーション
企業のICTを活用と若手IT技術者による東北発のイノベーションが、中長期的な震災復興の鍵となる。(1/27)

news094.gif 貧困国の雇用を創出する印刷屋、丸吉日新堂印刷の挑戦
全国から約2万7000件の名刺制作を受注をする札幌の小さな印刷会社の成功の秘密は、地道な社会貢献にあった。(1/16)

Special

- PR -

サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ