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マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

今でこそ私は仕事で普通に英語を使っていますが、実は社会人1年生の時のTOEICは475点。2年間で795点にアップしました。

外資系企業では英語は必須ですが、90年代からのフラット化の影響により、外資系以外でもグローバルの公用語としての英語の重要性は高まっています。

ということで、当時どのようにして英語力を上げたかをご紹介します。

まず、当時の私の実力です。

恐らく、当時の私の英語力は1980年代の日本の大学生卒業時の平均だったと思います。

会社で初めて米国人と会った時は全く会話が出来ませんでした。頭の中で時間をかけて一生懸命英作文し、それを不器用な発音で順番にトツトツしゃべる、といった感じで、ほとんど通じません。もっと苦しかったのは、相手の英語が全く理解できなかったこと。何回も言い直してくれるのですが、そのうちこちらが苦しくなり日本人独特の曖昧な笑いで誤魔化す、相手は怪訝な顔をする、といった感じでした。

まぁ、一般的な新入社員の姿でした。最近はこれよりもずっと英語力がある新人が多いですね。

TOEIC 475点は、それでも当時の日本の大学生の平均点よりやや上でした。自分ではまぁまぁかな、と思っていたのですが、当時の上司から「この英語力では、キミには仕事を頼めない」とキッパリと言われました。私の仕事は海外の製品開発チームに対する技術支援でしたので、英語は必須でした。

このような状況で、当時の私は英語の実力アップのために最初に3つの方針を立てました。

  1. 目標として3年以内に英語でとりあえず不自由しないレベルになる。具体的には、TOEIC 730点突破を目指す
  2. 可能な限り米国と同じ環境を作り英語漬けの生活をする。このため1日3時間以上は何らかの形で英語に触れる。これを毎日続ける。
  3. 楽しく出来る方法で、3年間継続する

 

この方針の下で、以下のようなことを行いました。特に方法1-3がキモでした。

方法1:往復3時間の通勤時間は日本語の本や雑誌を読むのは止めて、英語に触れる時間としました。この結果、年間200日以上の勤務日については英語に触れる時間を3時間確保できました。1年間で600時間以上なので、結構大きかったと思います。(なお、後にさらなる英語力向上のためは日本の理解が必須と分かり、ある程度英語が出来るようになってからは日本語の本を徹底的に読み始めました)

方法2:リーディング向上のために英文週刊誌TIMEを定期購読し、電車の中で読みました。半年位はチンプンカンプンで理解できず、2-3ページ必死に読んでいるうちに翌週号が届くという状態でしたが、半年を過ぎる頃には少しずつ中身が理解できるようになりました。

方法3:リスニングのためにFEN (Far East Network-極東放送、現在のAFN:American Forces Network-米軍放送)を徹底的に聴きました。当時ソニーが発売していたFEN専用ラジオを購入、歩いている間は必ずこれを聞きました。これでネイティブの英語にはかなり慣れました。

方法4:「イングリッシュ・アドベンチャー」で、シドニー・シェルダンの「追跡」を12ヶ月続けました。

方法5:英文法のテキストを2-3冊厳選し、休日は1日3時間ほど勉強を続けました。

方法6:補助的に、会社が用意している週1回の英語レッスン用クラスに参加し、ネイティブの先生と話すようにしました。

この結果、半年後にはTOEIC 610点になり、入社1年後に1ヶ月の海外出張に行かせていただきました。入社2年後にはTOEIC 795点になり、メールや電話で英語を使用するのは不自由しなくなりました。

 

仕事で使える英語力そのものを養うためには、このようなやり方もいいかもしれません。英語でお悩みの方々に、少しでもお役に立てば幸いです。

尚、TOEICで高得点を取るテクニックは世の中に色々とありますので、TOEICスコアアップが緊急課題の方はそのような方法と併用されるのがよいかと思います。

関連リンク:年間500時間の通勤時間をどう使う?

nagai

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コメント
あのにます 2006/07/11 10:49

方法3については、今ならPodcastですね。
BBC、ABC、その他多くの海外放送が利用できます。特に新TOEIC対策としてはイギリス英語が聞けるBBCの存在は重要です。

永井孝尚 2006/07/11 12:12

あのにますさん、コメントありがとうございました。
おっしゃる通り、今ならPodcastが極めて優れたツールになりますね。
FEN専用ラジオの欠点は、英語でしゃべっている時間が思いの外少ない点です。ニュースの英語が結構よいのですが、これは全体の1割以下です。英語でちゃんとしゃべっているのは全体の3-4割程度ではないでしょうか? 残りの時間は音楽とかで、決して無駄ではありませんが、英語力向上という観点では効率性がやや落ちます。

Podcastだと、ソースを自由に選べるのでかなり密度の濃いリスニングができますね。分からない箇所は簡単に戻って確認できますし。


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永井孝尚

永井孝尚

日本IBM・ソフトウェア事業部のシニアマーケティングマネージャー。
著書「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版)、他数冊。

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