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私のカメラ、現在十五代目

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「私のカメラ、現在十三代目」というエントリーを書いたのが1年と4ヶ月前でした。

今年から、この手のお話しは控えて、なるべく硬めのエントリーにしようと思ったのですが、....岩永さんの「【週末ネタ】 一眼レフ市場はニコン――なぜ私はそうなのか?」で「アレ?」、と思っていたら、山口さんが「【週末ネタ】一眼レフ市場はキヤノン――なぜ私はそうなりかけているのか? 」で『プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーである某オルタナブロガー(=私か?)』のことを書かれていて、しかも冒頭記事にリンクいただいたので、私も参戦させていただくことに致しました。

ところで、冒頭記事で紹介した十三代の系譜は以下の通りでした。

一代目:オリンパス OM-1(購入:1978年)
二代目:オリンパス XA (購入:1979年)
三代目:キヤノン F-1N (購入:1981年)
四代目:ニコン F(使用:1983年)
五代目:ミノルタ CLE(購入:1986年)
六代目:キヤノン ニューF-1(購入:1988年)
七代目:キヤノン T90(購入:1992年)
八代目:キヤノン EOS-RT(購入:1994年)
九代目:キヤノン EOS-5QD(購入:1995年)
十代目:キヤノン EOS-1nRS(購入:1996年)
十一代目:リコー GR-1s(購入:1998年)
十二代目:キヤノン EOS-3(購入:2002年)
十三代目:キヤノン EOS-1Ds(購入:2004年)

26年間で十三代ということは、2年で一世代ということですね。

しかし、今世紀になってまだ二世代しか進んでいないってことは、さすがに私の物欲も衰えたか.....。

.....すいません、その後の1年4ヶ月間で、実は二世代進んで、現在十五代目となっています。

十四代目:キヤノン PowerShot G-9
購入:
2007年年末
一千万画素を超えたPowershot。「これは作品作りで使える!」と思い、購入。往年の名機キヤノネットを彷彿とさせるデザインと質感、銀塩並の画質。ということで、2008年はこれで身近なものの写真を結構撮影しました。

十五代目:キヤノン EOS-5D Mark II
購入:
2009年年初
2008年後半に発売されたEOS-5D Mark II。先代のEOS-5Dから3年間というデジ一眼としては非常に長いインターバルを置き、満を持しての登場。その圧倒的なスペック。そして発売直後から、私の苦悩が始まりました。

「買おうかなぁ」
「もう少し様子見かな?」
「でも、スペックはもう十分だし、やっぱり買っちゃおうかなぁ」
「でも三十万円近いしなぁ」

時々、カメラ店やキヤノンサロンで実機を触ったりしているうちに、

「でもさ、やっぱり欲しいんでしょ?」
「結局、買うんでしょ?」
「時間の問題でしょ?」
「どっちにしても買うんなら、早めに買っちゃった方がいいんじゃない?」

という声がどこからかした気がして、気がついたら、パソコンの前で、kakaku.comで最安値の店に発注していました。(^^;

何よりも驚いたのは、その高感度性能。自宅に届いた夜、真っ暗な自宅の庭を50mm/f1.8のレンズで手持ち撮影したら、芝生の一本一本が見事に写っていました。これは撮影対象が大幅に広がりますね。しかもEOS-1Dsと比べて軽いこと。

巷では、EOS-1系カメラとの作りの違いがよく言われています。確かに明確に違います。しかし、OM-1(一代目)でも、EOS-5QD(九代目)でも、結構軽快に写真を撮れました。気持ちの問題かもしれませんね。

ところで1996年に買ったEOS-1nRS(十代目)は中古で16万円、EOS-5D Mark II (十五代目)は25万円、いつの間にか昔のEOS-1系並のお値段になっているのですね。

まぁ、今度こそ、この十五代目があれば、当面はカメラを買わないでもいいかも、と思っています。....ホントか?

そう言えば、足利幕府も、徳川幕府も、十五代で交代しましたね。あ、全然関係ない話しですね。(^o^;)ゞ

Nikon D3やD700も素晴らしく魅力的なカメラなのですが、既にEOS系レンズ 9本(うちLレンズ 3本)という状態で、完全にキヤノンのマーケティング戦略にロックインされている状態なので、涙をのんで断念しました。...でも、お金があれば買っていたかも....ナイナイ。

ただ、重量が1kg近くある28-70/2.8Lの代替用に、重量が半分のTamron SP 28-75/2.8導入を検討中です。

ちなみに現時点でも、既にお蔵入りしているF-1/New F-1用のFD系レンズを7本所有しています。色々な写真を撮った思い出が詰まっているし、魂入っていますから....。やっぱり、単なるカメラ・バカですな。



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