ニコンのデジタル一眼レフがNASAに正式採用
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10日前に書いたエントリー「シャトルで使われている6年前のプロ用デジタル一眼レフ」で、NASAの公式カメラがKodak DCS760であることを書きましたが、一昨日(8月22日)にニコンがNASAからデジタル一眼レフカメラと交換レンズを受注したというニュースが入ってきました。
Nikon D2XSが76台、交換レンズ2種計39本、スピードライト(ストロボ)64台、その他アクセサリーとのことです。
船外活動(つまり宇宙空間)で使用するNikon D2XSは、潤滑剤をNASAの指定品に変更することをのぞけば、ほぼ市販品と同じとのこと。この後NASAの審査があるそうです。
ボディ台数と比較して交換レンズ本数が少ない気がしますが、現行のKodak DCS760はニコン・ベースですし、そもそもNASAはNikonをずっと使い続けてきていますので、これらのレンズを継続して使用するということなのでしょうね。
日進月歩のデジカメの世界ですので、さすがに6年間も使っていると、新型の方が圧倒的に高性能です。
例えば、D2XSは解像度は1240万画素、レリーズタイムラグ(シャッターを押してから撮影するまでの時間差)は世界最短約37msです。
私が大学4年生の時に卒業アルバムを製作していた際、学校の卒業アルバム委員会の機材であったNikon FやNikon F3に35mm F2 + 85mm F2 + 80-200mm F4.5を使っていました。実に質実剛健で寡黙に確実に作動し続けるFやF3には、大きな信頼を置いていました。
このFやF3も、宇宙で活躍していました。この最新式ニコンも同様に、宇宙空間で寡黙に作動し続けるのでしょうね。
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