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もはや、「メールは確実には届かないもの」と考えるべきなのか?

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ウチでは妻も私もプライベートではgmailを使っています。

二人とも同一メーリングリストに入っているのですが、以前より、一方に届いているメールが他方では届かない、ということがよく起こっていて、気になっていました。

今朝も同じ現象が発生していたので、出勤前の慌しい合間を縫って確認したところ、迷惑メールに分類されているものが結構あることが改めて分かりました。

例えば、私のgmailには、ウェブで公開しているメルアドからの転送分も含めて、一ヶ月で7000件程のメールが迷惑メールに分類されています。直近1000メールをチェックしたところ、メーリングリストのメールが4件ありました。

妻のgmailはウェブでメルアドを公開していないこともありスパムは少ないのですが、それでも700件が迷惑メールに分類されています。全件確認したところ、メーリングリストのメールが4件ありました。

面白いのは、私宛のgmailで迷惑フィルターでブロックされたメールと同じものが、妻宛のgmailで迷惑フィルターに引っかかっていないことです。もちろん、逆のケースもあります。この辺りのロジックは不明ですね。

最近、「メールが届いていない」と言われることが多いのですが、相手側で迷惑フィルターに分類されてしまっていることも、結構多いのではないかと想像しています。

gmailのようなシステムでは自分で迷惑フィルターでチェックされたメールを確認できますが、ゲートウェイ等でフィルターがかかっている場合はどうなのでしょうか? ユーザー側は確認する手段がないように思います。

元々、インターネットで使用されるSMTPメールは、100%確実に届くように設計されてはいませんが、それでもスパムメールがこれほど多くなかった頃は、ある程度確実に相手に届いていました。

もはや、「メールはある程度の信頼性を持って届くもの」という考えは過去のもので、「メールは相手に確実には届かないもの」という前提で、重要なやり取りでは代替手段も併用してコミュニケーションを考えるべき時代なのかもしれません。

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