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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

感謝の効用

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穏やかな表情をされた年配の役職者の方に共通する事があります。それは【感謝】というキーワードです。私はセミナー等で多くの方々と知り合う機会があります。会場で名刺交換をした時には、必ずお礼のメールをお送りする様にしています。

この時、反応は3つに分かれます。一つは何の返信も無いパターン。セミナー以降のフォロー営業だと勘違いしている可能性がありますが、送った側からすると少し不安になります。

次に短い文章での返信。【こちらこそありがとうございました。今後ともよろしくお願いします】という形式の文章です。何も無いよりも安心しますが、何となく物足りなく感じてしまいます。

3つ目のが、そのセミナーでの感想を沿えて、感謝の気持ちを届けて下さるパターン。これは非常に嬉しく感じます。特に素晴らしい物腰の役職の皆様は、基本的に感謝の思いがキーワードとなります。返信のメールにも【感謝】の文字が必ず入ります。

人は意識すれば、そちらの考えになっていきます。感謝と常にメールで書いていれば、感謝するポイントを探すようになります。何に対して感謝すべきであるかを徹底的に意識するようにもなります。そして周囲に感謝を継続していれば、いつの間にか表情も物腰も柔らかい人になるのだろうと感じています。感謝の連鎖が人生にも、顔にも影響を与えます。しっかりと意識していきたいと考えています。

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