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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

自信が全ての始まりです!

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 昨日、久しぶりに高校時代の友人と会いました。彼とは高校1年からの出会いなので、もうすぐ20年になります。当然、毎日会っている訳ではありませんし、本当に久しぶり会ったのですが、そんな期間は関係なく穏やかな気持ちなれました。彼とは私の性格は、恐らく半分は合っていないと思います。少し前の私であれば、彼と話をしている内にイライラしたり、反論をしたくなったりして、喧嘩する訳ではないのですが、相手をやり込めようと考えていたと思います。ところが、今回はお互いが成長したのかもしれませんが、そうした思いになる事も無く、心に余裕を持った状態で彼と接する事が出来ました。

 ライバルを持つと言う事は非常に大切な事だと思います。しかし、単純に議論において相手を圧倒する事には何の意味もありません。むしろマイナスな要素が強くなります。私の中で何が変わったのかと考えると、やはり自分なりの自信が生まれている事がポイントなのかもしれません。自信が生まれると、相手の話を素直を聞けるようになります。相手の反論は決して自分に対して向けられたものではなく、意見に対する反応である事が理解できるからです。また、心に余裕があれば、相手を蹴落とす必要もありません。むしろ、お互いが高いレベルで更に磨き合おうという気持ちになれます。

 船井総研では人財化するためのポイントの一つに【自信】という項目があります。自信の無い人は、いつも落ち着きが無く、周囲が敵に見えます。だからこそ、意見を言われると必要以上に反応しますし、相手を叩き潰さなければ心の安定が生まれなくなるのです。自信とは、過信ではありません。自分の力を信じすぎると、今度は相手をバカにします。相手への尊敬の気持ちが無くなり、また素直に相手の話に耳を傾けなくなります。

 それでは自分に自信を持つ為にはどうすれば良いのでしょうか?一つは自分の過去の体験を思い返すことです。成功した事、失敗した事。失敗した事については、それを乗り越えた体験までを思い返す事が必要です。そして、そうした過去の棚卸をしたら、長所伸展の発想です。自分の長所を意識してとにかく過去を見直す事です。そして客観的にどんな過去にも長所があると発見する事です。長所が分かったら、それを紙に書き出し寝る前と起きた直後に見て下さい。出来れば声に出して読む方が良いと思います。それを愚直1ヶ月継続すれば、何となく自分に自信が芽生えているはずです。過信ではない自信。それを意識して下さい。

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