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【MIX特集】予習編:そもそもMIXってなんだ?Twitterフォローとストリーミングで楽しむ

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MIXはアドビが昔からやっているMAXやSXSWと並ぶWeb開発者向けのカンファレンスである。
例年春先にラスベガスで開催されており今年は18日から20日の3日間。
弊社スピーカーやスタッフ陣の中には、明日まで開催されているSXSW
(元は映画や音楽系が中心だったがインタラクティブなコミュニケーションも重視しており
TwitterがLaunchを行ったことでネットでも有名になった)から連続でなだれ込む
メンバーも少なくない。

マイクロソフト主催の技術カンファレンスとしては、
MIXのほかにTechEdとPDCがあるが、他の2つが.NETを中心とした
ソフトウェア開発者やアーキテクト、ITプロフェッショナルと
呼ばれるような人々(の中でも高いスキルセットを持っている、
少なくとも持とうとしている人々)を対象としているのに対し、
MIXはWeb開発者対象ということで、拘りの方向性を若干カジュアル
というか、オシャレな方向に向けている。

ご興味のある方はブレイクアウトセッションのリストをのぞいてみていただきたい。
会場でどのような技術テーマが語られるのか、おおよそ見当がつけられると思う。
全129のうち、Silverlightが31、UI/UXが18、ASP.NETが14、RESTとAJAXが
それぞれ5など、Web開発者やデザイナー向けのコンテンツが並んでいる。

その一方で、もう少しコア技術よりな Azure + Live Services 関連もあわせて
計19セッションが予定されており、デザイナーから開発者、ITプロフェッショナルまで
広い範囲の参加者に有益であろう内容を用意している。
Azureについては、話が先行しているSDSの設計変更の件をはじめ、
アップデートの報告や今後のロードマップについて発表があるはずだ。

この手の大きめな技術カンファレンスでは、注目の集まるキーノートで発表を行った後、
各ブレイクアウトセッションでその詳細を紹介する流れになっており、
キーノートでスコット・ガスリー他のスピーカーがどの領域の話をするのかおおよそ見当がつく。
Siverlightのセッションが31もあるということは…。そういうことなのだろう。

なお、例年REMIXというカンファレンスを各国で実施することとなっており、
日本でも開催できる可能性が高い。昨年は名称もSilverlight Dayとなり若干趣旨も
REMIXとは異なるものになったが、本年の検討状況も明確になり次第ご紹介することにする。

不景気のあおりでカンファレンスの中止や規模縮小という話を聞くことも少なくない。
今年は残念ながらご一緒させていただけない皆様も、是非来年以降機会があれば
現地に足を運んでいただきたい。各セッションの公開ストリーミングもそれほど大きな
時間差なく開始されると思われるが、カンファレンスには音や映像信号として
パケットに乗ってこない直接的なエクスペリエンスがある。

twitterでフォローしたい方はコチラ
公開ストリーミングを心待ちにしている方はコチラ(今はカウントダウンコンテンツを掲載)

また、腕はイマイチかもしれないがデジタル一眼とeye-fiを会場に持ち込む予定であるので、
会場内のwifiが使えそうであれば、どこかの写真共有サービスに自動アップする設定にして
そのURLを公開することにしたい。

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