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スタートアップと本気で向き合うMicrosoftの活動いろいろ。Satya来日からMicrosoft Ventures発表まで

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Satya Nadellaを囲んでのスタートアップキーパーソンによるラウンドテーブルから、先日電撃的な発表となった新生Microsoft Venturesのあたりまでをまとめてお伝えさせていただきたい。マイクロソフトはスタートアップとの協業にいかに本気であるかという点をご理解いただければ幸いだ。

■Satya Nadellaをはじめて見たゾ
de:codeキーノート準備の裏で、実はスタートアップ業界のキーパーソンをお呼びして、Satyaと密に会話するラウンドテーブルの取り仕切りを担当させていただいていた。メンバーはこちらの写真を見ていただいてほぼおわかりの通りの豪華な顔ぶれ。惜しむらくはこの写真撮影の際にCerevo岩佐さんのドミネーターのみならず、みなさんにお持ち込みいただいたデバイスをもっと訴求していただければよかったか。日本のスタートアップエコシステムの現状をSatyaに理解してもらうにはうってつけな方々である。

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IoTを契機に大手製造業からパッションと技術を併せ持つ人材が起業家として頭角を現し始め、徐々に成熟度があがりつつある日本のエコシステムの現状をみなさんの立場からお話しいただいた。

ちなみに、マイクロソフトのテクノロジーを積極的に活用いただき成果を出されているUSERDIVEとputmenuは、なんとde:codeキーノートでSatyaが日本での取り組みとして語るパートで、TOYOTAと並んで紹介された。(これはかなりうれしい!)

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Satyaの来日は2回目。前回は私がグローバル巡業の武者修行に出ている間で会えずじまい、今回はじめて短い時間ではあるが直接会話できたのは非常にありがたい。身内のことながら、みなさまとの議論で的確かつ説得力のある発言をしている姿を見て、我らがCEOを誇りに思う。(Satyaの3席となりにさりげなく写り込むわたくし...)

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■いよいよ本格的に投資業務を行うよ!Microsoft Ventures発表
Microsoft Ventures発表!といっても、またか?という人々も少なくないはず。しかし、今回の発表は私からすると宿願成就への大きな一歩と考えている。これまでMicrosoft Venturesとして展開してきたグローバル7都市のアクセラレーターはMicrosoft Acceleratorsに名称変更し、新たにCorporate VC機能としてMicrosoft Venturesを立ち上げる。

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現地時間6月1日にブログで発表し、6月2日のSeattle Accelerator DemoDayで、9社のピッチに先立ちMicrosoft Ventures責任者のNagraj Kashyapが当面の投資方針を発表させていただいた。詳細は下記スライドのとおり。

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- Series AからC/Dまでのスタートアップに、$2-10Mを投資する
- CVCなので単純収益ではなくMicrosoftの方向性とのAlignmentを重視
- シアトル、サンフランシスコ、ニューヨーク、テルアビブで展開
お約束的に日本は対象となってないが、グローバル化が進む現状、日本のチームでもU.S.登記で展開しているスタートアップも多いはず。この場で何もお約束することはできないが、日本チームへの投資を推薦する努力をさせていただけたら幸せこの上ない。

de:codeからだいぶ経ってしまったが、ようやく振り返りの時間をとれるようになってきた。キーノートやセッション、コミュニティイベントとならんで、Satyaがスタートアップとの対話のために時間をとり、真剣に耳を傾けていることをご理解いただけただろうか。

Microsoft Venturesで投資を行えるようになったことにより、BizSparkを起業家に広く提供し、BizSpark Plusの$120K(約1200万円) Azure無償提供で初期の出費をおさえてリスク低減に貢献し、アクセラレーターでビジネス支援を行い、さらなる拡大のために投資も行うという流れがようやくできあがった。私含む日本担当もこれまで以上に真摯にスタートアップと向き合ってイノベーティブなソリューションを積極支援してゆく所存である。ここ最近の発表でMicrosoftが変わりつつあるという大変ありがたい声を聞く機会が増えつつあるが、スタートアップに寄り添って支援するマイクロソフトを、是非創業初期、創業前の段階から頼ってお声がけいただけると大変ありがたい。(日本マイクロソフトのスタートアップ支援ページ

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