先日、PCの中を探索していたら、こんな資料を見つけたので、slideshare にアップしてみた。2001年3月の、UMLフォーラムで発表した資料で、「XPの日本での現状」という内容。2000年~2001年の日本での状況が分かる。 この資料は、来日していた Martin Fowler に手渡しするために、英語と日本語の両方で作成したのだった。

XP-jp というメーリングリストを立ち上げ、XPJUGが結成されるまでの期間。いろんな方の名前が出てきて面白い。

「NECの」牛尾さん、「オージス総研の」梅澤さん、「東工大」の渋川さん、あまぴょんさん、懸田さん、(いまでも)「オーエスケイの」小井土さん、などなど。

そして、故石井勝さん。XPを始めるにあたって、最小のミニマムセットのプラクティスを提案しています。

  • 4人程度の開発メンバー
  • ペアプログラミング
  • ユニットテスト、

そして…

  • 共同所有権
  • コーディング標準

さすが、石井さんらしい。

日本の中でのXPやアジャイルの現状は、実はそんなにこのころから変わっていないような気がする。何かが足らなかったのだろう。。。。何だろう。

平鍋

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コメント
Kt. 2009/05/27 12:18

平鍋さん、色々メール有り難うございました。今日は社外なので、ポリシーをかいくぐってコメントします。
弊社グループのような大企業の上層部は「デス・マーチ」をこなしてきた人たちばかりです。「俺たちができたことを、なぜお前らができない」と思っている人は少なくないと思います。でも今の情報スピードについていくデス・マーチと、携帯もメールもなかった頃のデス・マーチは違うと思うのです。そういった意味で、経営層に「人に優しく」の真意を啓蒙する必要があるのではないでしょうか。

平鍋 2009/05/28 08:41

おっしゃるとおりですね。

私は、言葉としては「持続可能性」(sustainability)がいいのではないかと考えています。短期利益で消耗するような経営モデルではなく、長期農耕的な共同体、共通価値の浸透。

ある意味、「株主のため」という米国型経営が現在破綻していますから、「社員のため」「社会の一員のため」という会社づくりが必要で、それは、日本経営の中にはまだ見出せると思っています。


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プロフィール

平鍋 健児

平鍋 健児

株式会社チェンジビジョン代表取締役社長、永和システムマネジメント副社長。
オブジェクト指向開発、UMLの勘所、アジャイルな開発手法の未来、マインドマップのソフトウェア開発での利用方法、プロジェクトファシリテーション(見える化)を語ります。現在、マインドマップとUMLの融合エディタ、astah*(アスター、旧JUDE)を開発中。

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