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iPhoneのFMシンセサイザー第3弾「Sound from Sound Synthesizer」を試してみた

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 初の本格的シンセサイザーNoise.io Proが登場して、このジャンルはもうこれで決まりかなと思ったら、まだありましたね。「Sound from Sound Synthesizer」(App Storeへのリンク)。350円。これはNoise.io ProやFMScreenと同じくFM方式を採用しています。

 SfSsynth(こう略すらしいです)は、スペクトラムアナライザーによるピッチ→音階変換機能を内蔵していて、それで音階コントロールをするもの。つまり、歌ったら、それがそのままFM合成のシンセサウンドとなって流れるのです。

 実は、これは人声だけに対応しているわけではなく、環境音やネコの鳴き声なども変換してくれ、しかもポリフォニックっぽいので、RjDjっぽい感じになります。今日紹介したsniff_jazzboxよりも音楽的。

 シンセサイザーとしてのパラメータはわりと豊富で、エンベロープはアタックとディケイ、ピッチのオクターブ変更その他のコントロールが可能です。

 前に作って放置してあった、鏡音レンによるCambric Shirt(スカボロフェアの元曲)を、このアプリに聴かせて、出たサウンドをGarageBandに取り込んでミックスしてみました。

 手軽にアンビエントwな雰囲気を出せるので、それなりに便利です。電車の中で、このアプリを起動すると、RjDjの一種みたいな使い方もできます。

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