オルタナティブ・ブログ > シロクマ日報 >

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

賑いの価値

»

060517_1209

今日のお昼、うちのオフィスがある泉ガーデンタワーで野外コンサートが開催されました。あいにくの曇り空だったのですが、ちょうど外にいるのが心地よい気候で、1時間の演奏を楽しんできました。

ちなみに出演されたのはMODEAという女性3人組のユニット。キーボード(主にピアノ)+バイオリン+パーカッションという組み合わせで、民族音楽から資生堂「TSUBAKI」のテーマソングまで、なかなか胸に響くパフォーマンスでした(写真がガラガラなのは始まって間もなくの撮影だからで、この後会場には大勢の人々が足を止めていました)。

泉ガーデンでは、よくこうしたコンサートが開かれます。それはこの施設が単なるオフィスビルではなく、ホテルやカフェなどの商業施設も内包しているところに理由があると思うのですが、賑やかな空間が生まれることはオフィスビルとしてもプラスではないでしょうか。個人的な感覚かもしれませんが、様々な人々(特にオフィスワーカー以外の人々)が集う「非日常」の空間が身近にあった方が、働く時間とのメリハリがつけられます。その分、仕事に対するやる気というものも長く継続させることができるのではないでしょうか。

実は以前、銀座(しかも4丁目交差点のすぐ近く)で働いていたことがあるのですが、同じようなこと感じていました。オフィスの一歩外に出れば、賑やかな空間が待っている---そう考えただけで、ダラダラと仕事せずにサッサと作業を終わらせたものです。まったく非科学的な仮説なのですが、あるオフィスビルで働いている人々の生産性と、そのビルの近くにある大通りの人口密度を比べれば、そこにはプラスの(マイナスではなく!)相関関係が見出せるに違いありません。たぶん。

Comment(0)