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ユカワキョウコの徒然日記

『キャリアショック』

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最近、自分のキャリアについて質問される機会が多い。

そこで思い出したのが
2000年頃に読んで感化された一書

Photo_259キャリアショック
―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか? 

そのうちブログで紹介をしようと思っていたところ

ソフトバンククリエイティブ社より

昨年文庫化した同著を頂戴しました。



久しぶりに読んでみて、かなり影響を受けていたことを再認識。

中でも、序章にある日産自動車の事例のインパクトは大きい。



例えば、(本にそうしろと書いてあった訳ではありませんが・・・)

“カルロス・ゴーンがやってきても、通用するキャリアを築こう!”

と密かにスローガンを掲げ

短所の克服にはあまり取組まず

長所を伸ばして市場価値を高めることをいつも意識していました。


あと、

上司や先輩からキャリアについて指導されたら

“カルロス・ゴーンだったら、何て言うかな?”と自問自答しました。


・・・これ、大企業ではかなりシンドイ挑戦でしたけど(苦笑)

※もちろん、
カルロス・ゴーンさんが当社に来ると本気で思っていた訳ではなく
日産自動車がゴーンさんによってどう変化したかということも重要ではなく
自分への景気付けですから・・・念の為。



そして、

「上司が尊敬できない」「目標となる先輩がいない」

とやたら熱く力説して現状から脱却できないタイプの人にも

超オススメの一書!

ロールモデルを探している間に、

自分の居場所がなくなる可能性があることにも気付けるし

示唆に富んだ事例が沢山書かれていると思います。



そういえば、

最初にこの本を読んだ2000年頃

“そろそろ部署を異動する年次だけど、社内でやりたい仕事がもうないなー”

と思っていたので、自分のやりたい仕事を論文にまとめて

翌年、事業提案してみました。

・・・きっと、この本に突き動かされたんですね。

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