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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

強いから強気になり、弱いと弱気になる。

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 米国市場は休場となったのですが、欧州株が大幅下落となったことや為替が円高気味となったこと、また、米国株価指数先物などが24時間取引で軟調となったことなどから、売り先行となりました。昨日同様に買戻しも入り底堅さも見られたのですが、本日は見切り売りが止まらず、国債格付け見直しのニュースやニージーランドの地震のニュースなどもあり、大きな下げとなりました。日経平均が11,000円をつけそうもないと言うことで、見切る動きもあり、下値の節目となる10,500円-600円水準を一気に試す動きとなりました。

 中東情勢は昨日とほとんど変わらないようにも思われたのですが、昨日と違い欧州株式が大きく下落していたこともあり、外国人が買い越し基調と伝えられたにも関わらず大きな下げとなりました。国債格下げのニュースなどもあったのですが、外部環境は昨日と変わらないか、逆に懸念材料が絞られた感じで底堅さが見られても良いような状況でしたが、大きな下げとなりました。日本だけでは中東の騒乱に反応し切れなかったものが、欧州株安と言うことでしっかりと反応したと言うことなのでしょう。

 いずれにしても目先的な過熱感が強かったことから、調整機運は出ていたものと思われますが、動かないときは本当に動かないのですが、いったん動き始めると大きな動きとなるようです。米国市場が休場となっても「24時間取引」で米国株式の動向が気になるなど従来では反応しなかったところにも反応しているようです。ただ、反応の仕方が、先日も述べたように売り買いどちらで反応するのか、どの程度反応するのかをしっかりとわかった上で反応していると言うよりは「とりあえず」反応する動きが一斉に起こるので大きな動きとなるのだと思います。

 相場に対する見方でも一貫性がある向きは少なく、指数が上昇してくれば上昇している要因や買い手の顔も見ないで「まだまだ上がる」と思い、本日のように大きな下げとなると昨日まで「今週中に11,000円」などと言っていた向きも一転して「調整が長引く」などと言い始めるのです。本日の下落も、中東情勢云々と言っていますが、要は持高調整一巡となったことや目先的な過熱感を冷ます調整であり、来るべくして来た調整の一環であり、まだ、特に慌てる必要もないと思います。

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