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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

決算発表に慌てず、騒がず対応しよう!

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 米国市場が堅調となったことやエジプト騒乱が一段落となったことなどから、買い先行となりました。好決算を発表するものも多く、外国人も買い越し基調ということで寄り付きの買いが一巡となった後も堅調な展開が続きましたが、中国の利上げ懸念も根強く、利益確定売りを急ぐ動きもあって上値も重くなりました。下値を売り急がなければならない理由もなく、底堅さも見られるのですが、上値も重く、方向感に乏しい小動きの展開となりました。

 目先的な過熱感もあるなかで堅調な展開となっています。好決算を発表した銘柄への反応もありますが、出遅れ感が見られる銘柄などを中心に買われているものと思います。決算発表が本格化する前にもこのコラムで述べましたが、決算発表直後の動きに惑わされてしまうケースも多いのではないかと思います。好決算、しかも業績見通しを引き上げたにもかかわらず出尽くし感から売られると言うことも本当に業績の上方修正を織り込んでいたのかどうかを見極める必要があるでしょう。

 決算発表が予想より悪かった、とか良かったと言うことを判断して売り買いをすると言うよりは決算発表があったから良くても悪くても売る、あるいは買うと言うことが多いのではないかと思います。そして、そうした売り買いに反応してしまう人が多いと、決算は好調、業績見通しの予想を上回る上方修正をしても売られてしまうなどということもあるのだと思います。ただ、そうした銘柄は改めて業績面から見直して買いが入り始めると一気に買戻しを交えて買われると言うことになるのでしょう。

 いずれにしても決算に反応する動きも長続きするものが少なく、好決算で買われてもすぐに次の銘柄物色の矛先が移ってしまうと言うことも多いと思います。そして買い気は旺盛なのに手掛かりに乏しいような、本日のようなときに「割安銘柄」とか「出遅れ銘柄」として物色されることになるのでしょう。決算発表の時などにもうまく、「順張り」と「逆張り」を使い分けて見ると良いのだと思います。

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