宮崎悟氏のコラム「Zabbixによる監視(1)」
宮崎悟氏のコラム最新号が鈴与シンワートで公開されました。
興味がある方は、ご覧ください。
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前回は初回ということで、監視とクラウドについておさらいしました。今回は、よく使用される監視ツールであるZabbixを例に、クラウド時代の監視についてお話したいと思います。
◆Zabbixについて
Zabbixは、ラトビアのZabbix社によって開発された監視ツールで、多くの国々で様々な業種で使用されています。国内でも、Zabbix日本法人や、日本Zabbixユーザ会も活動が盛んで、かなり浸透しています。
Zabbixの特徴としては、以下の点が挙げられます。
- OpenSourceでの開発・提供
- 複数の監視方法
- PING、SNMP、TCPやSSHなど、外側からのエージェントレス監視
- エージェント監視による、様々なOSに対して内側からの監視
- 計算、集計された情報の収集
- 仮想マシンの監視
- 自動的な監視の実行
- 監視項目の自動追加・削除
- 仮想マシン、コンテナの監視
- 監視エージェントによる自動監視追加
- 柔軟性の高い障害検知定義の設定
- メトリクスを収集し、障害ステータスを自動検知
- 深刻度レベルの設定
- 傾向の予測
- ダッシュボードによる複数ホストの監視
- 高度なグラフ表示
- 障害時の高度な動作
- メッセージエスカレーション
- 問題の自動修復作業実行
- 分散監視の実行
- 数千監視対象からのデータ監視
- プロキシを使用したFW、DMZ越しの監視
- 安全な監視の実行
- 監視データ通信経路の暗号化
- 監視ユーザ権限の分離
- OpenLDAPやActiveDirectoryを使用したユーザ認証
(この続きは以下をご覧ください)
https://s-port.shinwart.com/tech-column/miyazaki02/