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レッドハットエバンジェリスト 中井悦司氏コラム「OpenStackのポリシーエンジン「Congress」を解説 」が公開

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私が編集支援するCTC教育サービスのレッドハットエバンジェリスト 中井悦司氏コラム「OpenStackのポリシーエンジン「Congress」を解説 」が公開されました。

記念すべき中井さんの70号目のコラムです。毎月2本を締め切りを送れることもなく、高品質なコラムを書き続ける中井さんは偉大です!

興味がある方はどうぞー♪

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 先週、「2nd Tokyo OpenStack Meetup」に参加してきました。これは、Midokura社で「MidoNet Community Manager」を務めるSandroが主催するイベントで、英語でOpenStackの情報を交換しようという趣旨のユーザー会です。

 今回は、このイベントのセッションで紹介されていた「OpenStack Congress」を紹介したいと思います(*1)。あまり聞き慣れないコンポーネントですが、OpenStackの環境からさまざまなデータを取得して、事前に定義した「ポリシー」に適合した環境であることを検査するというツールです。プライグイン形式のドライバーによって取得する情報を追加することができるので、原理的には、あらゆる構成についての検査が可能です。プロジェクトのWikiでは、次のような設定例が紹介されています。

・アプリケーションAは、アプリケーションBのみと通信可能であること。
・グループBに属するテナントAの仮想マシンは、必ずパブリックネットワークに接続されていること。
・仮想マシンAは、ストレージBが存在するリージョンで起動すること。

 また、検査結果に応じて、APIリクエストを発行して環境を変更することも可能です。ポリシーに適合しない仮想マシンは強制停止するなどの使い方が考えられるでしょう。

(この続きは以下をご覧ください)
http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai/nakai70.html

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