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所ジョージ氏曰く「才能は誰でもあるんだよ。失敗して試行錯誤しながら続けられるエネルギーを持っている人が才能ある人って思われているだけ。」

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Photo_2所ジョージ氏の「所さんの目がテン」と「所さんの世田谷ベース」を欠かさず見るくらいに所さんのファンになってしまっている私です。

独立してかなり好きなことをやりつつも職人的な仕事を極めようとしている私の姿は、「所さんの世田谷ベース」を見ている中小企業の親父たちとほぼ同じなんだろうなって最近思います。

年も45歳になり、中小企業を興してもうすぐ5年になるので、もうりっぱな中小企業の親父ですね。

所さんの番組をよく見るのは趣味が似ていることもあるのですが、いいことを言うのでますますファンになっているからなのだと思います。先日の世田谷ベースでは「才能は誰でもあるんだよ。失敗して試行錯誤しながら続けられるエネルギーを持っている人が才能ある人って思われているだけ。」のようなことを言っていました。実際には一言ではなく、何度も説明していました。珍しく歯切れの悪い言い方をしているなぁと思いながら見ていましたが、それはそれで所さんらしくていいなって思ったりもしています。ファンなので、何を言っても「いいなー」って思いそうですw

話は戻って、才能があるのにやらない人って本当に多いです。「この人やればいいのに何でやらないんだろう」って若い人に会うと特によく思います。私は若い人にまで名前がとどろいているわけでもないので、私が言っても「どこかの中小企業の親父が何か言ってる」くらいにしか思わないと思うのですが、しかしもったいないといつも思うのです。でもまぁ、私が何か言っても、その人は私とはそれほど縁がある人材でもないので、無反応でもそれはそれでよく、反応する人だけ縁ができて、私が持っているいいノウハウを持って行ってもらえればそれでいいと思っています。

何でこんなとをしているかと言えば、昔、もう名前も覚えていない方も含めて、指導いただいたことがあるからです。会社の先輩は名前を覚えていて、恩返しもできるのですが、ほとんど面識もないのに、アドバイスをくれた、当時雑誌か何かにも出ていた先輩への恩返しはもうできないです。パーティーに参加してはすごそうな先輩に人生の成功の秘訣をヒアリングして実践してきました。本当に良かったと思っています。その先輩方の名前ももう覚えていませんが、その先輩方の言葉は覚えています。

その名前も覚えていない先輩方のご恩に応えるためには、いただいたアドバイスをどこかの後輩に引き継いでいくことだと思い、おもしろそうな後輩には、ご飯でもどうですか?といってはランチしてアドバイスをしています。まあある種のボランティアですね。そうやって、何かが引き継がれ、誰かが幸せになれば良いと思うのです。

そんな感じで毎月一人二人は会って話をしています。でも、誰でもって訳ではなく、ぴんときた人限定ですけど。

話をしていると自分の復習にもなるので、今後も続けていこうと思っています。

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