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オンラインストレージ市場、法人向けが大きく拡大(採用基準はこうするべき)

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こんばんは。吉政創成の吉政でございます。

BCN 11月12日号のP17によると、法人向けオンラインストレージの市場規模が2010年の140億円から2011年296億円(2011%増)となり、個人向けの304億円に肩を並べました。(シードプランニング調べ)2012年の予測は個人向け390億円、法人向け510億円となり、個人と法人の市場規模が完全に逆転するそうです。

これは取引先とのファイル共有やファイル転送がセキュアでなければならないということもあり、メールの添付ではなく、オンラインストレージが採用されてきたからという意味でもあります。
もっともメールの添付ですと、ファイルサイズが制限されていたり、オンラインストレージですとご送信による被害を最小限にできたりするような現実的な理由も大きいです。

オンラインストレージには3パターンあります。

1)無料のクラウド・オンラインストレージ ※コンプライアンス上、検討論外のものがほとんど
2)有料のクラウド・オンラインストレージ
3)オンプレミスのオンラインストレージ

他社のサービスに自社のファイルを預けるのが嫌なお客様は3)になりますし、抵抗がないお客様は2)になります。どちらが良いかは微妙なところだと思います。実際に統計データを見てもオンラインストレージのクラウド派とオンプレミス派は結構半分半分といった感じです。

オンラインストレージといってもピンからキリまであり、採用する際に迷う場合もあるかと思います。

以前、コラムで書いた「オンラインストレージの選択基準」や「オンラインストレージの事故」をご参考にしていただけると幸いです。

オンラインストレージの法人活用方法と注意事項
http://www.tripodworks.co.jp/news/2012/05/g-soumu-01.html

オンラインストレージの事故とクラウドセキュリティガイドライン
http://www.tripodworks.co.jp/news/2012/06/g-soumu-02.html

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