クラウド事故 一覧 ※Dropbox、Googledocs、Twitterの事故
クラウド事故一覧を備忘録的に記載します。
2009年3月10日発表:Google Docsのセキュリティ障害
米インターネット検索大手グーグル(Google)は7日、オンラインでドキュメントを作成・利用できるサービス「Google Docs」で、非公開のドキュメントが共有されてしまうという不具合の発生を確認したと発表しました。不具合は、7日までに修正されたそうです。影響を受けたのはユーザーの0.05%とされます。( Google Docsのユーザ数は2007年時点で160万人)ユーザーが複数のドキュメントを選択し、共有許可の設定を変更した場合、意図しない相手にもドキュメントの共有が許可されてしまうそうです。
原文:http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2580361/3899707
2009年10月23日発表:米Microsoft傘下Danger データ消失
米Microsoft傘下のDangerが運営する携帯向けクラウドサービスで、ユーザーデータが消失
システム障害によりデータが消失したそうです。消失したのはDangerのユーザであるT-Mobileの顧客データだそうです。T-Mobileは全ユーザに1ヶ月の無料サービス提供と、データ消失ユーザには100ドル分の商品券を提供したそうです。消失したユーザ数は非公開だそうです。
原文:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/14/news032.html
2009年7月発表:Twitterの機密情報が漏洩 - 幹部のGmailにハッカー侵入
Hacker Crollと名乗るハッカーがTwitterの機密書類およびTwitter社員の個人情報を入手し、その内容をブログメディアなどに送りつけ、一部のブログメディアがその情報を公開したそうです。
原文:http://journal.mycom.co.jp/news/2009/07/17/013/index.html
2011年6月21日発表:Dropbox セキュリティ障害
パスワードなしで全ユーザのBOXにログインできる状態が4時間続いたそうです。
原文:http://japan.cnet.com/news/service/35004312/
※参考:Dropboxのセキュリティ障害に学ぶ、エンタープライズ・オンラインストレージの選び方
2009年4月21日発表:パトリオット法発動
米国テキサス州のデータセンター企業Core IP Networks LLCはFBIに予告なしに急襲され、全データセンターのシャットダウンを命令されました。その後、機材すべてが令状によって押収。社長宅にも同時に15台のパトカーとSWATチームが急襲したとのことです。
原文:http://www.publickey1.jp/blog/09/reputation_fate_sharing.html
おまけ:Amazonクラウド 公式発表。「 Amazonはアメリカの会社なので東京リージョンもパトリオット法の対象内です」 (2011年3月2日)
以上です。更新情報がありましたら、是非、コメントに記載しご連絡ください。宜しくお願いいたします。
追加情報です。
2012年5月のニュースです。『Twitterでログイン情報5万件以上が流出か 「一般ユーザーに影響ない」』 5月10日時点で調査中とのことです。 一般ユーザーに影響ないとのことですが、流出は流出と思います。